楽しいけれど…雲行き怪しいお付き合い。
バイト先の出会いだったので、学校は違うのですが、
夏休みが終わってからも頻繁に会って楽しく付き合ってました。
笑いの趣味は同じやし、食べ物の趣味も同じ。
ちょっとしたことで大笑いできる関係。
会うときは大体カズの家に遊びに行ってましたね。
(カズ母やきょうだいとも仲良くしてもらってました。)
でも、ちょっとしんどいと思うときがちょこちょこ出てきました。
それは、カズの束縛が激しいところ。
「俺はエリナに早く会いたいから急いで帰ってきてるのに、なんでエリナはそうじゃないねん!」と怒ったり。
他の男友達と電話したら、「浮気や!!」と激怒したり。
それに加えて私のよくなかったところが、
デリカシーとか気配りがなかったところ。
今考えるとあかんやろと思うんですが、
「今日は寒いから会わんとこー」
とか、相手に平気で言ってました。
当然、何なんその理由!とカズは怒ります。
(多分、寒さとか関係なく会いたい!と思えるくらい好きじゃなかったんやろうとは思いますけど)
高校生にもなって、それを言われた相手はどういう気持ちになるか考えられてなかった。
思いやり足りず、押し付けたり、縛り付けたり。
お互いに気持ちが幼かったです。
そこで「こいつとは合わへん。別れよう」
となったらまたいろいろ違ったかもしれませんが…。
ケンカができないわたしは、相性最悪だった。
で、わたしのよくなかったこと2つ目。ケンカの仕方がわからなかったこと。
これは、今もわからないというか苦手なので、どうにかしないといけないです。
とにかく人との揉め事が嫌でした。
女子特有のグループうんぬんでも平穏にいくようにしていたタイプでした。
大人の?ケンカのしかたもわからなかったし、
仲直りの仕方もわからなかった。
(それこそ小学生低学年のころはケンカして仲直りしてが単純だったのでできてたけど、
思春期になったらできなくなった)
で、お付き合いとなると一対一の付き合いなわけで、
これまでのように黙って輪の中にいればいいわけではありません。
その対処方法がわかりませんでした。
付き合いはじめは、思ったことを素直に言ったり、今では考えられないくらい感情的にガーッて怒ったりしていました。
でも、カズは頭がいいやつでした。
頭がいいってのは、「ずる賢い」ほうの。
(その部分は、嫌いと同時にわたしが持ってないものだったので尊敬もしていましたが。)
人が嫌がることはよくわかってて、
ともすればわざとダメージを与えるために言ったりやったりすることもできる人でした。
(文章に書くとやな奴やな。苦笑)
ケンカとかカズの機嫌を損ねると、
わたしは頭の回転が遅いので、大体カズに言いくるめられていました。
ワーって理詰めにされると、もう頭がついていかなくてフリーズするんです。
相手が怒ると思考がフリーズしてしまって、なにも考えられなくなる→余計相手怒るの繰り返し。
えっ、それおかしくない?と思っても、強い言葉でガンガン責められたらこっちが悪いと思ってフリーズしてしまって、もう反論できない。
とにかくうんうん。ごめんと言って相手の怒りが収まるのを待つ。
こんな関係が健全なはずありません。
続きます。
よかったらまた遊びに来てくださいね↓