通勤にはいつもバスと自転車を使っています。
緊急事態宣言が出されてから、かなり密閉空間なバス通勤は怖かったので避けて、一時自転車で家から職場まで直接向かうようにしていましたが、
さすがに梅雨に入ると長時間雨にうたれるのも辛いので、バス+自転車通勤を再開することにしました。
しばらくぶりのバス通勤、
つり革につかまりながら外の景色を眺めていると、
駅前で自転車に乗っているケイさんを見かけました。
ケイさんの姿を見たのは、ほんとに3月末の前の職場メンバーでのお食事会以来、3ヶ月ぶり。
いつものように、駐輪場から自転車に乗って出てきて、横断歩道で信号待ちをしてるケイさん。
相変わらずシュッとしてて、かっこいい。笑
3ヶ月前に会ったときと、
もっと言えば毎日顔を合わせていた1年前と全く変わらない姿で道路を横切って、
自転車を漕いで通り過ぎていきました。
そんなケイさんを、わたしもあの頃と何ら変わらない姿で、
つり革につかまりながらバスの中から眺めていました。
この情景を、外側からドラマのワンシーンのように眺めてみたら、
上の年末の記事の様子と同じだな、と、
ふと、思い出す。
外側から見たら全く同じシチュエーション。
でも、中身は違う。
ケイさんが好きで好きでどうしようもなくて、
ケイさん以外は(自分を含め)どうでも良くなっていたあの頃のわたしではない。
ケイさんと離れざるをえなくなって、異動を延々と恨んでいたわたしではない。
小熊さんにモヤモヤして、なんでわたしは愛されないんだって苦しんでいたわたしでもない。
わたしは本当に変われているのかはわからないけど、
でも、あの頃の、好きじゃなかった自分とは何かが違う。
そんな感覚は確かに感じる。
まだ課題だらけの自分だけど、
あの頃よりは生きている。
あの頃よりは、呼吸ができている。
確実に。
最近、頑張って仕事を終わらせて、
家の近くのお気に入りの場所でボーッと空を見るのが好きです。
わたしの大好きな景色。
夕焼け空は今日もきれい。
前はこの景色を見ても、心が晴れず苦しくて辛かった。
物理的に、本当に呼吸ができなかった。
そしてそれがなぜかわからなった。
今は呼吸ができる。
思いっきり深呼吸ができる。
大袈裟だけど、たったそれだけで、
これから何があっても生きていける気すらしている。
よかったらまた遊びに来てくださいね↓