このような記事を少し前に上げてましたが。
週末、決行してきました!
初、2000メートル超えの登山。
初、泊まりがけの登山。
初、テント泊。
コロナのこともあり、遠出をすることに迷っていましたが、
山小屋ではなくテント泊であることや、公共交通機関を使わないこともあり、決行。
無事に帰ってきました。
わたしはこれまで登山といえば低山しか登ったことがなかったんですが、
今回は山小屋併設のテント場でテントを張って2日かけて登る登山でした。
同行してもらった方が登山はプロ級の方で、テントのことやら自炊やら、たくさん手配してもらいました。
すごくありがたかったです。
今回の登山。
泊まりなのでテントもですが、寝袋やマットや、飲み水や食料を全部バックパックに詰め込んで道なき山道を登るわけです。
重量にして12kgくらい。
すんごく重い。
肩爆発するかとおもた。笑
自分の体重+12キロは、動いたときの感覚がいつもとずれるので、いつもの感覚で歩くとフラフラすること多々。
体幹のなさにしょんぼりでした。
でも、重装備で自分の足で登った先の景色は格別だった。
自分の足でここまでこれた、ということが嬉しい。
そしてこの登山を通じて、とにかくわたしが痛感したこと…
それは、
当たり前にできることのありがたみ!!
水道があって蛇口をひねるだけで水が出る。
雨風をしのげる家がある。
シャワーで好きなだけお湯を使える。
暖かいベッドで寝れる。
お腹が空いたらいつでも食べ物を買いに行けるコンビニがある。
自由に歩ける脚がある。
重たい荷物を担いで山道を歩ける健康な身体がある。
こんなに、いままで当たり前に享受していた豊かさに気づいてなかったんやなと、いろいろ驚きでした。
山の生活は制限だらけです。
テントは小雨が降るだけでもバチバチうるさい。
夜露でしっとりするし。。
地面にマットを敷くとはいえ石ころとかがあるので、寝るときもちょっと痛い…。
お水も貴重なので、食器も洗わずウエットティッシュで拭く。
シャワーなんて浴びられないので、汗ふきシートで済ます。
洗顔も、クレンジングしたあとウエットティッシュで顔を拭く。
(別に顔洗ってもいいと思うけど、大勢順番待ちしてる中で顔が洗いにくかった)
ごみ捨て場なんてないので、(そもそも車で来れない場所)ゴミはすべて持ち歩く。
1泊2日で居ただけでも、いろいろ気づくこと多々。
よく、
「身の回りにすでにある幸せを感じなさい」
「今もっていることに感謝しなさい」
って言いますが、
なんかそれらのことを強制的に痛感させられた登山だったように思います。
一番身に沁みたのは、普通に歩ける道路が整備されてるってありがたい。やったかも。笑
(上に道しるべが立ってますが、そこへ行くための道らしき道がない…笑)
普通に歩けるって素晴らしい。
当たり前に便利な生活ができることのなんとありがたい事か。
前に説法してくれたお坊さんも言ってたな、「有り難いの反対が当たり前です」って。
ほんとうはその字の通り「有り難い」ことなのに、
それを「当たり前」に受け取り始めるとそこから少しずつ大切なことを見失っていく。
当たり前になりすぎて、恵まれてるななんて全く思わず生きてきたけど、
そういうことのありがたみを感じて、感謝して生きていきたいです。
とかいいつつ。
あと何日かしたらきっと、非日常の世界で感じたことも日常に流されて忘れてしまうんだと思います。
だからそれを忘れないように、日常と非日常を結びつけて考えられるようにしたいなぁ。
とりあえず今は、全身超筋肉痛なので忘れずにいられてます。。(;´Д`)笑