先日、友達とこんな話になった。
それは、
「なんか男性に上手に?自然に?奢ってもらえない」問題。
婚活で一緒にご飯行った人に、ごちそうになるのが悪い気がして、
ワリカンをどう提案するかに気をもんでいた。
いつどのタイミングで財布出そう?
全く払う素振りなかったら厚かましいよな…美人でもないくせに。
でも、「出しますよ」って言ってくれたら、無理に断るのは失礼…
奢ってくれるっていう気概を無下にするのはよくないよな…
奢ってもらうにしても一回「いやいや!わたしも半分出させてください!」って言って、
それでも相手が断ってきたら、申し訳なさそうな顔で引き下がろうか。
…でも、もしフツーに最初から割り勘にされたら、奢る価値無いって言われてるようでそれはそれでしょんぼりかも。。
…って、
めんどくせぇー!!!
なにこのめんどくさいイメトレ!!
ってくらい、自然にごちそうされることができない。
思い返しても、わたしは長年付き合ってた彼氏におごってもらうことをほとんどしてもらった覚えがない。
私のほうが稼いでたから、「多く持ってるほうが多く払って当然」と思ってた。
それは別に苦じゃなかったし、むしろこっちが払ってる優位感もあったかもしれない。
わたしなんか男っぽい発想かも。
かわいくねぇー(-.-;)
こうやってわたしは元カレのプライドという牙を一本一本抜いていってたんやろうな…と今なら思うけど。。
その考察はまたの機会に…
この話をしてたとき、ある友達のことを思い出した。
大学時代の友達、ムギちゃん。
ムギちゃんは、わかりやすく美人とか流行りのおしゃれさんなんかじゃなかったけど、それはそれはモテた。
「えへっ(ㆁωㆁ*)♡」
ていう感じ。
古くはガラケー時代からの自撮りマスターで、自分の可愛い角度とかを知り尽くしている。
ムギちゃんには、常にデートする男性が何人かいて、
学校終わったら大学の前によく車を乗り付けて迎えに来ていた。
彼らがムギちゃんの彼氏だったのかそうじゃないのかはよくわからんが、
冗談交じりに「ほんま刺されへんように気をつけや〜!?」なんて言ってた。
彼女はなんといっても、
「自分はごちそうされて当然」
「貢がれて当然」と思っていた。
それは傲慢とか高飛車とかそういう話ではなくて、
彼女は自分自身を「ごちそうされて当然の女」だと思っていたんだ。
で、男の子たちは、そんな彼女にごちそうしたり貢いだりしたかった。
そしてそれを彼女は当然のものとして受け取っていた。
「ありがとー(>ω<)♡」と、笑顔で。
変な謙遜なんてない。
好かれようなんて狡い計算もない。
「相手がごちそうしたいって言ってくれてるからごちそうされます♡」という精神。
わたしの文章力でこのニュアンスが伝わるか自信がありませんが…
それってとても大切なことだったんだなあと今なら思えます。
わたしがおごられベタなのは、
わたしが男性におごられるような、そんな存在じゃないって思ってるから。
おごられるような価値がない女って思ってるから、実際にごちそうになったとき、落ち着かない。
男友達に限らず、こちらが何も差し出していないのにただ受け取るのが苦手。
ムギちゃんは、けっして男に媚びるわかりやすいぶりっ子女ではなかった。
自分の可愛いところ、男受けするところをしっかり分かって使っていたけど、
友達や女の子を蔑ろにしたことはなかった。
当時イケイケだったムギちゃんを見て、
わたしはそれがムギちゃんのキャラで、わたしとは考え方が違う世界の人だ…と思ってたし、たまに軽く引くときもあったけど、笑
媚びも依存もなく、遠慮も謙遜も卑屈もなく、
自分を可愛がれていた彼女が羨ましい。
そんでもって、彼女にごちそうしてた男の子たちはきっと幸せだったろうな。
ここまで書いて、自分が前にこんな記事を書いてたことを思い出した。
自分でも言ってんじゃん。
素直に好意を受け取ってもらえなくて寂しかったって。
そういえば…
小熊さん、結局数えるほどしか会えなかったけど、
初めて会ったときから、お金は当然のように全部払ってくれてた。
そんで、荷物も持ってくれてたりして。
結果どうであれ、小熊さんはわたしをちゃーんと女の子扱いしてくれてた。
それをわたしはうまく受け取れなかったな。
わたしのほうが結構年上だからおごってもらうのは…とか、いろいろ考えて挙動不審だった(*_*;
余裕ないし、かわいくなかった。
ほんとは、女の子扱いしてくれたことがすごく嬉しかったのにさ。
もっと素直になればよかったな。
次に会う人には、もっと素直になろう。
自分にも、相手にも。
そうしたらきっと自分も相手も嬉しくて幸せになれる。
あとは…
なんかとにかく警戒心が強いので、すぐ張り合うので…(かわいくねえ)
男っぽく強がったり張り合ったりしないようにします。。
女子力っつーか、もっとふんわり優しい女性になりたい(ノД`)・゜・。