アラフォーエリナの人生まいにち人体実験!

こじらせ村出身アラフォー女の人体実験の記録。 音楽、バイク、自然、なんてことない日常、隙あらば自分語り。

長くしぶとい呪いだった。

エリナの〈ブス考察〉シリーズです。
(完全にシリーズ化しました。笑)


容姿についての事を書いています。

時々あえて強い口調で書いていますので、
お気をつけください。
宜しければ、読んでみてください。







少し前まで、

自分のことがとにかく認められなかった。



自分はとにかくブスだと思ってた。

写真が嫌いだった。
鏡も嫌いだった。


ブスだから愛されないし、ご縁もないし、
女子らしいもの、かわいいものは無縁だと心の奥でブレーキをかけていた。

「ブスの喪女ほぼアラフォーとか、どこに価値があるん?」とか本気で思ってた。
(人に対してはあまりそんなこと思わないのに…)



だから、好きになって貰えたら、
(そもそも↑の前提もオカシイ)

好きになってもらってるんやから
自分は我慢する側。
ワガママは言えない。
なにか相手の役に立たないとわたしはいけないのだ。

と思っていた。





この考え方、
いちばんひどいのは雑な扱いしてくる相手でもなんでもなく、

ほかでもないわたし自身だ。


わたしが、一番わたしの価値を見くびっていて、なめてる。

お前は雑な扱いされる女やねんから、我慢しとけ。
ワガママ言うな。
じっと我慢して笑顔を繕え。
相手に尽くせ。


そうして、やっとお前は彼氏の役に立ててる。

それだけしてやっと価値あんねんぞ。




そう、ほかでもない自分に
言葉にならない言葉でずっと言い続けてた。

自分は自分だから、
24時間起きてから寝るまで離れられない。
なんなら夢の中までついてくる。


24時間生きている間。

ずっとずっとずっとずっと。

「お前はブス。
お前は価値がない。
お前は愛されない。」


って、言い続けてきた。

自分に。



こんなにひどいことって、ある?
なんで自分にそんなことしてきてるん?

って、最近、やっと気づけた。







それからは、なんか少しずつ意識が変わってきた。


そうしたら、自分の顔は別にブスとかじゃなくて、

そりゃめっちゃカワイイとは言わないけど、
世間一般的な、なんか別にフツーの顔じゃね?と思ってきた。


一度そう思ったら、鏡を見て
「今日もブスや…」って落ち込まなくなったし、
今ではどのポイントを見て自分をブスだと評価してたのか、あんまり分からなくさえなってきました。
不思議。




長年ずっと自分がブスだと思い続けたことを、
どうして「あれ?思い込みだったかも?」って思えてきたのか。

とくにハッキリしたきっかけとかはなく、どれがって思いつかないんですが、


とにかく「自分の嫌なところ、許せないところ」にあえて目を向けて、

それでもいい。だめじゃない。
どんなわたしも全て素晴らしい。すべてOKだ。

って、ひとつずつマルしていったことかなぁと思います。


もちろん、この作業はめっちゃつらいです。

今まで触れないようにしてきた自分の嫌なところをあえて突き詰めていくので、
めっちゃ泣いたし、考えすぎて頭痛酷かったし、吐きそうだった。

でも、見ないふりしてきた結果がこれまでの自信の無い自分だったから、
もうそれはゴメンだったからやるしか無かった。



その結果何がわかったかって言うと…


これまでは
嫌なものは見ないようにして、
人から見えないようにして、
ブスをカバーできるように手に職をつけたりして、
ひとりでも強く生きられるようにしてきた。

容姿のマイナス分を補って、世の中に通用するように。


だから、自分の容姿の事には触れられたくなかったし、
自分が自分をブスだと思ってコンプレックスに思っていることにも絶対気付かれたくなかった。


けど、可愛い子を見たり、可愛くて若い子が結婚していくのを見ると、

「世の中の男はやっぱり可愛くて若い女が好きなんやな。〇ね!!」

って思ってた。
でも、可愛くなるための努力はしなかったんだよ。
「どーせ、私には無理。相応しくない。」
って、諦めていたから。

性格がド畜生です。(;∀;)




ここまで読んでもらったら、もうお気づきかと思うのですが…



あれこれ口では言ってたけど、結局、

わたしはかわいい女の子が羨ましかった。
堂々と可愛さを楽しんでいる女の子が羨ましかった。
かわいい女の子になりたかった。
かわいいねって、言われたかった。

ただそれだけだったんです。



そんなこと、恥ずかしくて到底言えなかったし自分でも認めたくなかったけど、

結局かわいい女の子のように、可愛いものを着て、自分の可愛さをみとめて、
かわいいアピールして生きたかったんです。


それに、アラフォーに差しかかるころ、
やっと気づけました。




長かったし、若さの盛りは過ぎました。
でも、かわいさや美しさの盛りはいつでも作れると信じて、
わたしは自分を可愛がって生きたいと思います。

もちろん、必要以上に外見にこだわるとバランス悪いですし、
ただの痛いオバハンになってしまうので注意が必要ですが。


ブスだブスだと責め続けてきた35年。


長くしぶとい呪いだった。


もちろんケロッとブス根性卒業できたわけではないですし、絶対揺り戻しがあるとは思いますが、

そこはもうあえて、過去形で表記しておきたいと思います。





よかったらまた遊びに来てくださいね↓

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