近頃、いろんなものに興味がドンドン湧いています。
やる&やりたいことリスト100にも書いているけど、
歯列矯正と同じくらいしたいなあと思っているのが
「投資に挑戦すること」。
お金のやりくりを考えることは割と前から好きで、
一人暮らしを始めた5年前から家計簿アプリを使って自分の収入と予算を照らし合わせて、
少しずつ貯金しながら生活してきました。
でも、それは予算を決めてお金を使ったり、だいたい自分が何にどれくらい使ってるか把握するくらい。
どこを改善していくかとか、老後のために今からどのようにお金を貯めるかとかそんなことは考えることなく…。
この年齢になるまで、割とお金のことを改めて考えることなく暮らしてきました。
職場でもちらほら投資をしてたり、株をやってそうな人はいましたが、
「わたしは投資とかは向いてない。素人が手を出すもんじゃない!」とか思ってたしね。
でも、もう今は定期預金でさえ金利は小数点以下何ケタ?って次元。
そろそろ元手となるお金も用意できるようになってきたし、
きちんと勉強して将来のために動き出すべきかなと思い始めました。
一年強ブログを綴ってきましたが、
これまで自分の家計とかについては触れてこなかったように思います。
(月の家計公開、とか前からやりたかったけど手を付けてなかった。)
なので、このブログの力も借りつつ、自分の今までとこれからのお金の付き合い方について整理しようと思います。
20代は借金と浪費と貢ぎグセの三重苦
いきなりぶっ飛ばしてる感じですが…苦笑
わたしは大学には、奨学金を借りて通っていました。
実家は特別貧乏ってことは無かったけど、なんせ自営業で収入が不安定だった。
なので、奨学金に頼っておいた方が安全だったんです。
そして大学4年通ったあと、就職せずさらに大学院に2年行きました。
もちろん、こちらについても学費は奨学金でまかないました。
月々の限度額ギリギリまで借りて、しかも無利子有利子両方借りて。
月々13万くらい借りてたと思います。
これ、今思っても自分バカだなと思うのですが…
「奨学金」っていうからあんまり実感無いんですけど、
所詮ただの立派な借金なんですよね。
そんなのを全く意識せず、
「とりあえず、限度額いっぱいまで借りといたらいっか~(*´ω`*)」
と、なんも考えず借りました。脳内お花畑でした。
まぁ、限度額いっぱい借りたとしても、
使わなかったら置いておいて繰り上げ返済に充てればいいんですけどね、
まーあったら使うよね。(;´Д`)
今思い返しても思い出せないようなものを、よく考えもせず買ってたと思います。
まー浪費です。
しかもわたしの救いようの無いのが、
当時付き合ってた無職の元カレにお金渡しとった。
彼氏が自分の実家に入れるお金とか…挙句の果てにスロ代とか。
もうね、アホかと。
今考えたら〇ねって感じですわ(#^ω^)ビキビキ
(元カレじゃなくて、自分がね。)
「とりあえずそこにあったから」、使った、貢いだ、貸した。
そして、
「わたしが彼氏のためにできることは、力を尽くしたい!」
とか本気で考えていた。
ホンっっっマにアホ。
自分の負担が増えるだけ。
しかも、一時的に彼氏の暮らし?は楽になったとしても、
長期的に見たら完全に彼氏のためにはなってない。
まあ、これについては語ると長くなるのでまた機会を改めますが…
とりあえず、わたしは社会に出た時点で、
奨学金返済という借金、額にして570万円を背負って生きていくことになったのです。
\(^o^)/
マイナス570万円からのスタート
今まさにここに書くまで、あんまり合計いくら借りてたか意識したことなかったんですが、
こうして合計するとなかなか圧のある金額でびっくりしました。笑
ただ救いは、ほんとにそれを「大問題として認識していなかった」ことかも。
だからポイポイお金を人に渡したりもしたが、将来をお金のことで悲観もしなかった。
(なんも考えてないバカともいうが…苦笑)
あとは、大学院での研究成果が認められて、100万円くらい返済免除になったことも大きかったかも。
大学院に行くことで+300万くらい借金が増えたのですが、
院で取った資格で今の職業に就くことができたので、この借金は人生の投資になったと思います。
ひたすらコツコツ奨学金返済!
で、晴れて社会に出た時点からマイナス570万でスタートをきったわたし。
今その奨学金返済はどうなったかというと。
働き出して地道に返済、9年かけて完済しました(≧▽≦)♡
これも意識してなかったけど、9年かかったのか…。
なかなかの時間やったなあ。しみじみ。
返済にコツや裏技などなく、ほんとに地道にやりました。
毎月コツコツ返済しつつ、当初の返済計画だと40歳過ぎまで延々分割で払わないといけない(!)ことになっていてそれはごめんだったので、
ボーナスが出たり、前月のやりくりに余裕があったりした月はふた月分返したり…と、
ひたすら繰り上げ返済をしていきました。
利子を払うのは馬鹿らしいと思っていたから。
そして、返還し終わると、返還完了証というのがとどきます。
結局わたしは大学と大学院の6年間の学費として570万を3種の奨学金を併用して借りたのですが、
最後の3つ目の奨学金の返還完了証が届いたとき、すごい達成感があったなあ…。
今は、いただいたお給料を自分が考えて使って貯められるので、それだけでも幸せです(*^▽^*)
奨学金は、悪ではない。使い方次第。
少し前に、奨学金で貧困に陥っている人のニュースをよく目にしました。
返済に追われて日々の生活が成り立たない、
奨学金返済のために結婚が考えられない、とか。
まあここまで「借金だ!」とたくさん書いてきましたが、
奨学金を借りられたおかげで資格を取ることができ、
希望した専門職として働くことができています。
今の自分があるのは、奨学金を借りられたおかげ。
ひとつ気を付けるとしたら…
「奨学金は、名前は違っても借金である」ということをしっかり認識することでしょうか。
わたしが大学に入るとき、ひとつめの奨学金を借りて入学したのですが、
その手続きをするのは高校3年生の時。
高校生の自分が、「奨学金は借金だ」なんて考えたりするそんな発想すらなかった。
大学に入ることで自分が借金を背負ったなんて微塵も考えなかったんです。
(できれば、この時に親に教えておいてほしかったけど~~~って言っても仕方ないけど^^;)
大人になって社会に出てはじめて、自分が何百万も借金をしていることに気づく。
それではいけないなと思うんです。
だから、大人になって社会に出るまでに、
お金やキャリアのことについて学校でもっと勉強できるようになったらいいのになと思います。
できたら、中学卒業まで、義務教育の間に、かな。
自分は大学に、借金してまで行きたいのか、とか。
みんなが行ってるからとりあえず行く、で本当にいいのか、とか。
返済については社会に出てからどう計画するか、とか。。
自分の人生を自分で考えてデザインする。
家庭の事情は人それぞれだけど、それでも自分の意志で選択して生きていくために。
誰かに生かされないために。
わたしがもっと若いころ、
もし誰か教えてくれるなら10代20代で知りたかったのはそういうことかもしれないなと、
アラフォーになった今本当に痛感しているので。
…とまあ長々と綴りましたが、
わたしの20代は浪費とやっつけ仕事、なんとなく形だけは整った人生の、
自分の意志が皆無な日々でした。
もちろん楽しいことも沢山あったけど、
いまいち生きてる実感がしなかった。
が、30代になっていきなり自分に自我が芽生え始めます。笑
次回は、30歳になって一人暮らしを始めたころのお金のお話をしようと思います。