ずいぶん久しぶりに前の職場に電話することがあった。
そしたら、ずいぶん久しぶりにケイさんが出た。
(ケイさんについてはこちら)
お元気でしたか?って盛り上がった。
「〇〇(わたしの職場)から電話が来るたびにエリナさんかと思ったら違うから、
毎回違うやんってなってましたわー!」
って言うので、
思わず口をついて
「寂しかったんですか?」
「そんなにわたしと喋りたかったんですか?」
って言いそうになった。
言いそうになってあわてて口をつぐんで、
そんな自分にとても驚いた。
以前の自分なら、
電話かけてケイさんが出ないかドキドキして、
出たら出たでめっちゃ何喋ろうかドキドキして、
挙動不審な感じになって。
そんな冗談なんてとてもとても言えなかったのに。
「そんなにしゃべりたかったんですか~??笑」
って、
偉くなったもんだな自分。笑
ホントに言ってやればよかったなあって思った。
ケイさんは相変わらずケイさんで、
ちょっとしたおしゃべりを交わしてちょっと盛り上がった。
この一連の会話に、
前ほどの気持ちの波とかがなかった。
ただ懐かしくて楽しかった。
そこには、ケイさんを崇めて奉って?
こっちの立場を落として、
ケイさんにどうにか気に入られようとしていた、
どうしたらケイさんの印象に残るか?とそんなことばかり考えていた、
少し前のわたしの姿はなかった。
それの証拠に、
前までわたしは基本的にケイさんには敬語で話してたんだけど、
自然と何も考えず、タメ口で話してた。
それにあとから気づいた。
気づいて、わたしは嬉しくなった。
それは別にケイさんをふっ切れて嬉しいとか、
小熊さんとやりとりしたりして気持ちの余裕があるとか、
それもあるかもしれないけど、
原因はそうじゃない。
ケイさんに軽口言えるようになってきたのは、
自分の中の自分の価値が確実に前より底上げされてきてるからだ。
男性とみると、
「気に入られなくちゃ…」
「どうしたら、気に入ってもらえるんだろう?」
と考えていた自分が、少しずついなくなっている。
「軽口言えるほど、偉くなった。」
偉くなった、はニュアンスが違うけど、
まあそれに似たようなもの。
それを感じて、嬉しかった。
その後ケイさんは
「話したいことは、また次回に取っておきます」
なんて言って、電話を切った。
次回があると思ってるんやね。
わたしに話したいことがあるんやね。
それ聞いて、
なんて可愛いんだこの人は!って思った。
だいぶ上から目線だ。
ほんま偉くなったもんやなあ、自分。(^-^;
最近、男性に対する遠慮がなくなっていってる気がする。
前まで自然とはってたバリアが少しずつなくなっている。
こじらせ女、いい兆候です♡笑