職場の後輩と苗字が同じになったのです。
後輩とわたしが結婚して苗字変わった
…のではなく、
わたしが結婚して苗字が変わったら後輩とかぶった
…のでもなく、
後輩がわたしと同じ苗字の人と結婚して、
結果わたしと同じ苗字になりました。
ということです(゚∀゚)
よくある職場の「わたくしごとですが…」のお話の時にご挨拶してたのですが、
「エリナさんと同じ苗字になってしまって、ややこしくしてすみません!」と挨拶してて
ちょっと笑っちゃいました。笑
彼女は仕事のチームが違うので、ふだんからガッツリ関わっている訳ではありませんが、
「エリナさんはホンマにかっこいい!尊敬します!」と
堂々と言ってくれる後輩です。ありがたい。
後輩の入籍の報告を聞きながら、
別チームのわたしより年上で独身男性の先輩が、
「この時期は「わたくしごとですが…」が多い!
みんなそうやって俺を追い越していくんやもんなー!」
と、まぁ半分ネタでしょうが大声でボヤいていました。
(彼は普段からボヤキが多い。
そしてそれをいつも宥めるように聞く隣のデスクの年下女子…おつかれさまと言いたい。。(^^;;)
大声なので否応なく聞こえてくる先輩のボヤキを聞きながら、
そういうことを言うと自分の価値を落とすのになぁ。。と思っていました。
周りに対して、
「「わたしはこの歳で結婚出来ていない人間です」と、結婚してないことで自分をマイナス評価してます」って、
自分で宣言してるようなもんですもん。
気持ちは分かりますよ、痛いほど。
わたしも、後輩たちの結婚報告を聞く度に、
「あぁ、また追い越された…」と
毎回思いますもの。
それはもう、
この年齢で、結婚したいけど未婚の人間である以上は、逃れようの無い感情だと思ってます。
前まではそんな人の幸せにモヤモヤしてる自分が嫌な人間だなと思ってましたが、
もう今はザワザワしようがモヤモヤしようが甘んじて受け入れています。
だってなるもんは仕方ないもん。
それでも、、可愛い後輩たちのおめでたい報告が嬉しいことに変わりは無いです。
聞いた時はモヤつこうが、
最後にはわたしはとても嬉しく思うのです。
わたしだって、周りからはどう思われてるか知りません。
いい歳して独身の寂しい女と思われてるかもしれません。
前は、そんな世間の「普通」から外れた自分を恥じていたし、失格、出来損ないだと思っていた。
でも不思議なことに、前よりはそんな自分を恥じなくなりました。
ええやん別にと。
もしわたしを「独り身の寂しい女や」って笑いものにする人がいたとしても、
その人の常識ではそう見えるだけなんだなと分けて考えられるようになってきました。
そしてその人の評価が、
なんら私の価値を決めてしまうものにはならないということも分かってきました。
もちろん何も感じないでいることは無いと思います。
それでも、わたしの価値を決めるのはわたしで、
わたしは「独り身の寂しい女」ではなく、
「いつもその時々の幸せを満喫する人」でいたいのです。
冒頭の女の子に、あいさつ後改めて声をかけに行きました。
「おめでとう!これからお揃いになるねー!」と言ったら、
「エリナさん!!結婚が決まった時、母に「めっちゃかっこいい先輩と同じ苗字になるから嬉しいねん!」って言ってたんですよ!
でもややこしくなっちゃうし申し訳ないからから旧姓のままでいこうかと思ってたんです。
それを母に相談したら、「せっかくそのかっこいい先輩と同じ苗字になれたのに使わへんでほんまにいいんか?」って言われて!
なので新しい苗字で名乗ることにしました(*^-^*)」
なので、よろしくお願いします!!と、
ハイテンションに力説してくれました。
想いが熱い!笑
わたしはそんなに言ってもらえるほど、
なにか彼女にいいところを見せただろうか?と思いつつ、
そんなふうに、
大切な新しい自分の名前にわたしを思い出してくれるような人がいて、
なんかありがたいな、と思いました。
同じ名前どうし頑張ろね!!笑と、
彼女とひとしきり話して終わりました。
さあ、もうすぐ3月が終わり、新しい年度がやってきます。
職場の大好きな人たちが去り、
また新しい人が来て新たな出会いがある。
春は別れがあり寂しいけれど、それでも嬉しい季節です。
楽しみです!