アラフォーエリナの人生まいにち人体実験!

こじらせ村出身アラフォー女の人体実験の記録。 音楽、バイク、自然、なんてことない日常、隙あらば自分語り。

「私、35歳 友達減ってない?」に、35歳のわたしが思うこと

朝はいつもNHKのニュースを見て出勤します。

朝が弱いわたしにとって、NHKの適度なテンションのニュースを見るのがなかなかに落ち着く感じです。



先日も朝ニュースを見ていて、とても興味を引かれた内容がありました。


それがこちら。


www3.nhk.or.jp


30代になると、友達がなんか減っている?と思う現象。
それが、結構感じている人がいるらしい、という話です。





わたし自身は、この年代になったから友達が減ったとは特段思ってない。

もともとそんなに交友関係が広いわけではないこともあるかもしれないけど、
極端に減ったことはない。


それでも、どうしても「ちょっとずつズレていっている」感覚は
否応なく感じる。






高校時代の友達は仲が良くて、今でも連絡をとっています。


高校の部活仲間でいつも集まる友達は5人で、それこそバラバラなライフスタイル。

独身でフルタイムで働くわたし、

独身でフリーで仕事をしているAちゃん、

子ども2人を育てながらフルタイムで働くBちゃん、

子ども1人を育てながら変則勤務で働くCちゃん、

地元から遠くへ転勤し、子ども2人を育てながら今は専業で、時々趣味のお店を出しているDちゃん。



Dちゃんの旦那さんが転勤族なため、地元を離れて遠くへ行ってしまってからは
なかなか会えないぶん、
盆や正月のこちらへ帰ってくる時は毎回みんなで集まってた。

今はコロナで直接会ってないけど…





逆に、大学時代の友達とは、すっかり疎遠になってしまった。

同じように年に2回くらいは集まっていたんだけど、
ワケあって集まらなくなってしまった。






「友達が減った」と感じるのは、多分女性は男性より顕著なのかなと思う。



男性に比べて、出産・育児のウエイトが重いぶん、(それもなんか何で?と思うのだけど)
既婚・未婚、働いているかいないか、フルタイムかパートか、
子どもの有無、子どもの人数、その他いろいろ…


これらのことが複雑に絡まりあって、それぞれの立場がみんな違う。


だから全く同じ土俵で話せることって、昔の思い出話くらいで、
今のことはみんな少しずつ違うから少しずつズレる。




そして、それを複雑にするのが
「女かくあるべき」みたいな、
いつのまにか刷り込まれた意識だったりするかなと思う。

わたしなんかはとくに思うのだけど、
やはり、この歳で結婚してないことにはいろいろ負い目や劣等感は感じる。


一時は「そんなことはない!そんなこと感じる必要ない!!」とか思っていたけど、
いろいろ思うのはどうしようもない感情だと思うから、
もういまは抑え込むように否定はしていません。

「結婚してないこと」を前ほどは否定的にとらえなくなったけど、
まったく何も感じないっていうのは無理だと思う。


結婚していること、子どもがいること、持ち家があること、子どもにお金をかけていることetc…


無意識に刷り込まれた優越感や劣等感があるおかげで、
女の友情を複雑にしているんじゃないかと。

(そんな風に分析すること自体が、わたしが「こじらせ女」だからかもだけどね。苦笑)



たとえば…わたしは見たい派だからいいんですが、

家族写真の年賀状を送られるのが苦痛、っている人もいるし。

(逆に「独身の人に家族の写真送るのはかわいそうかな?」って気を使われる方がわたしはイヤかな。)




大学時代の友達と疎遠になった理由。


大学時代の友達に、子どもが授からず悩んでいる子がいて、
他の子が子連れでいることがつらくて、集まるのがしんどい。と
来なくなってしまった。

その子はわたしとはいまでも2人で出かけたりするんだけど、
逆にそれはわたしが「いまだ独身だから」付き合えているのかもしれない。
わたしは「彼女の劣等感を刺激できる」存在ではないから。
別にそうだったとしても、わたしはそれに対して腹が立ったりはしないけど。

もしわたしがいきなりデキ婚とかしたら、その子はわたしとも会いたくなくなっちゃったりするのかな。




そんな風に、
人にある劣等感が友達を減らしている側面もあるだろなあって。


もしかしたらわたしも、気を使われてるかもしれない。
そして逆に、わたしも「子育てで忙しいのに、声掛けたら悪いかな…」と
気を使ってしまってる側面もある。



それでもわたしは友達に会いたい。


疎遠になったとしても、友達が減ること自体がダメとも思わないし
ライフスタイルが変われば関わる人も変わるのは当然のこと。


わたしは35歳になって新しい友達ができた。

その子たちは同年代の独身の子で、心理学を一緒に勉強していて仲良くなった。
結婚だったり、仕事だったり、自分の生き方について考えて、
このブログで綴っているようなことも腹を割って話し合える友達だ。

同じ属性同士(この場合は、未婚であること)だから話が弾むのはあたりまえではあるしね。

だから、付き合う人が変わっていくことは、さみしさもあるけどダメなことではないんだろうなと思う。






冒頭の高校の部活の友達に戻るけど。

先日zoomで飲み会をしていた時に、

「子育てがひと段落して、みんな50代になった時にな、
みんなでまた旅行に行きたいなあ。
それってめっちゃ楽しそうやんなあ!」

という話でみんなで盛り上がった。
いいねえいいねえ!!とワクワクした。


20年前に知り合って、
高校時代をガッツリ共に過ごした仲間たちと、
あと20年後のことを想像して盛り上がる。


その時はお互いの立場なんて何も考えず、なんだか
あのころの気持ちに戻った気がした。

それってすごく幸せだなと思って心があったかくなった。





上の記事のなかで、
友達が減ったな…と考えていた女性記者に、その母親が言ったことで
同じようなことが書いてありました。


そうは言っても、友だちが減っているのは現実で、ちょっとさみしいので悩みでもある。

みんなこの時期をどう過ごし、このあとどうなるのだろう。

それを知る身近にいる人生の先達と言えば、母だ。

聞くと答えはあっけらかんとしていました。

「楽になるわよ」
へっ?
「いまはそういうことに悩む時期なのよ。でも仕事も子育ても必ず一段落する。50代、60代になると置かれた状況に関係なく、また面白おかしくおしゃべりできるようになるわ」

そうか、同じ道を歩いていた友だちは、ある時、道が分かれて、別の方に行くかもしれない。
でも分かれた道はその先でつながっているという先達の教えだ!

あのころ好きな人の話題とかで、いくらでもおしゃべりできた友だちたち。

そうした時代がいつか、再び、再び!




20年後、55歳のころの楽しみが増えました。
何があるかなんてわからないけど…
はたまた、こんなかるく話した話題が実現するかはわからないけど…


なんか人生ってやっぱりいいものだな、友達っていいなと思いました。





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