アラフォーエリナの人生まいにち人体実験!

こじらせ村出身アラフォー女の人体実験の記録。 音楽、バイク、自然、なんてことない日常、隙あらば自分語り。

じわじわくる俳句「まさかジープで来るとは」【読書記録】

先日の無人古本販売で買った本

「まさかジープで来るとは」

の紹介です。


roma34ne7.hatenablog.com



この本のシリーズである

「カキフライがないなら来なかった」の
文庫版を持っていて、

面白かったのでシリーズの他のも欲しいなと思っていました。




で、今回見つけた「まさかジープで来るとは」を購入。


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ギャルのプリクラが挟まってた本です








この本は、ピース又吉さんと俳人のせきしろさんの共著で、


2人の自由律俳句と散文が交互に載ってます。






自由律俳句ってなんぞや?ですが、


普通の俳句は五・七・五ですが、
その五・七・五の型にはまらない俳句を指します。



有名なのは

「咳をしても一人」(尾崎放哉)

ですかね。
あとは種田山頭火とか。



(今調べて尾崎放哉の詩と知った。学校で習ってるはずだけど全く覚えがない)






で、この又吉さんとせきしろさんの句ですが、
なんかどことなくシュールでじわじわくるのです。



短文なのに、情景とか情感が何となく伝わる。

なんか冷めてるけど、世の中諦め切れてない切なさ。

自分はそっち側とは違う。と思いながらも羨ましさの滲む感情。



そこを切り取る!?っていう

何気ない日常に潜むおもしろさとか悲哀に満ちていて、

笑えてそしてセンチメンタルになります。




それを、たった何文字かの言葉で表せるって
日本語って素敵な言葉だなと思います。






わたしが好きだったのをいくつか紹介します。





礼服に数年前の招待状



言ってることは正しいが寝癖



全ての信号にひっかかりながら早く逢いたい



夢にさえ出なくなった



馴染みのないスーパーめんつゆはどこだ




オススメです。


ぜひ、手にとって
ジワジワくる感を楽しんで見てください。









よかったらまた遊びに来てくださいね↓

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