以前、月経カップ使ってみたいという記事を書きましたー。
あれからしばらくして、わたしも挑戦しよう!と思い
手を出しました、
月経カップ!
今回は、月経カップ使用レポです!
月経カップ「メルーナ」
ムーンカップとも呼ばれるこの器具。
日本ではまだまだ普及していませんが、
欧米ではわりと市民権を得た生理用品のようです。
メーカーもたくさんあってどれがいいのかいまいちわかんなかったのですが、
わたしが今回購入したのは、
ドイツ製の「メルーナ」。
医療用シリコンが使われています。
色についてはいろいろあって種類はかなり豊富。
わたしは白に青のラメが入ってるやつにしました。
可愛いです~(*^^*)
使用方法
アルコールか熱湯でカップを消毒したら、
タンポンを使う要領で体内に入れます。
カップなので、おりたたんで入れやすくします。
シリコンなので柔らかく、簡単にたためます。
折り方も何通りかあるようですが
(しかも名前がついてて、技みたい。笑)
最近はずっと
「セブンフォールド」に落ち着きました。
サイズ感はこんな感じ。
これは2サイズのうち小さい方。
経産婦の方は大きい方がよいようです。
これを
こんな風に折りたたみます。
折ったまま、先の細い方から入れます。
前は「Cフォールド」と言って
ただ単にカップを半分に折るだけのやり方にしてましたが
それよりもセブンフォールドの方が先をとがらせることが出来るので
入れる時スムーズだというのを発見してからは
もっぱらセブンフォールド派になりました。
カップを全部納めたら、なるべく奥の方におさめて、
少し引っ張ったりなどして折りたたんだカップを確実に開き、
位置を決めて終わり。
使った感じ
タンポンと同じくなのですが、
入れる位置が正しければ
本っ当~に何の違和感もないです!
タンポンより大きくしっかりした構造にもかかわらず、異物感ゼロ。
その日の量によりますが、
経血が溜まってくると、カップの中にもともと入っていた空気がぼぼぼっと出ていく感覚があるので
「あ、そろそろ一度捨てとこうかな」って感覚がつかめるとおもいます。
はじめはその「空気が出る感覚」が、血がモレていると思ってたので
「ヤバっ!」と思ってましたが、漏れてません。
だんだんわかってきました。
月経カップのメリット
快適!!
これにつきます、ほんと快適です!
月経カップが体内から出る血を全て受け止めてくれてるので、
基本的には外に血が出てきません。
量が多い時のあのドッと出る気持ち悪さと
うっ、漏れた!?というヒヤッと感から解き放たれるのは
かんなり快適ー(*´∀`*)
臭いがない!
性質や構造上、経血が外に出ないしムレないので
あのイヤな臭いがしないのがかなり快適です(*^^)v
今までは
におい、自分がにおうってことは周りにも臭ってる!?って
ヒヤヒヤしてましたもん。。
大量のナプキンを持ち歩かなくて済む。
流石にナプキン無しはちょっと怖いのでまだ保険かけてナプキン併用ですが、
それでも17cmくらいの1番軽くて薄いやつで1日過ごせます!
そういう意味ではエコで経済的なのかもしれません。
今までならナプキンをいつも沢山持ってきてポーチもカバンもなかなかにかさばっていたのが、
トイレ行く時もポーチ持ち歩かなくてすみますし、スマートに過ごせます!
慣れてる方は、完全ノーナプキンでも全く漏れないそうですよ。
すごい!
わたしも早くその境地に至りたい!
血の様子や量を確認できる
わたしは子宮筋腫をいくつか持ってるので、
経血の把握って症状の進行度合いを見るためにも必要だなと思ったのも
月経カップを活用する一つの理由です。
以前はタンポンとナプキン併用でしたが、
タンポンだと血を吸ってしまって実際にどれくらいの経血の量かわかりにくいです。
なので、カップで量や性状を把握出来るので健康管理にも活用できます。
もちろんデメリットもある。
消毒が必要
毎回じゃなくてもいいけど、適度に消毒が必要です。
わたしは、一日の終わりに殺菌効果のあるハンドソープで洗ったら、
シリコンスチーマーの余ってたやつに水を張って、5分ほどレンジでチンしてます。
と言いつつ、その間に他の用事しとけばなんの苦もなくかんたーん。
ついでにチンした時に出た蒸気でレンジの庫内もお掃除できて、
一石二鳥。
出先での取り扱い
流石に2日目~3日目だと、
朝家を出て家に帰るまでの経血を受け止めきれないので、
ずっと入れ続けてると途中で漏れてきます。
なので、漏れる前にタイミング見計らって取り出して捨てる必要があるのですが、
その時手が汚れるのがデメリットかな。
まあでも、取り出して中に溜まった経血をそのままトイレに捨てて
拭いたりせずにそのままもう一度しまうだけなので、
あとは手をトイレットペーパーで拭ってから外で手を洗うだけ。
慣れてない時は手が血でベトベトになってましたが(^^;;
カップの体内での設置場所が合っていると、そもそも膣内にも血が漏れないので
手自体にも血がつきません。
もしオストメイト用施設などあれば、水洗いしてもいいと思います。
別に手洗いでサッとゆすいだりしてもいいかな。
ただ、ちょっとエチケット的に手洗いでやるのには抵抗があるけどね…(^^;;
ウエットティッシュを用意しておいて、ササッと拭いても良さそうですね。
ティッシュはそのまま三角コーナーにポイでいいだろうし。
トイレットペーパーで拭う手もありますが、
トイレットペーパーだと細かくちぎれてカップにくっつくので、
私的にはオススメしません。
取り出す時にコツが要る
取り出す時はちゃんと取っ手みたいなのがついてるのでそこを引っ張ればいいのですが
使い始めの慣れない時は何より取り出し方が下手くそで、
ちょっと怒りを感じるくらい、「痛ったい!!💢」ってなってた。笑
でもこれも、
取り出す姿勢や向きを試行錯誤して工夫すると
ほぼ痛くなくなりました。
わたしの場合は、いきみながら下向きに引っ張りつつ、カップのヘリをへこませるとフツーに取り出せました。
初めは何も知らずそのまんま引っ張って
「痛ったい!!💢」ってなってたから、
早く気づいてよかった~(^^;;
それでも3ヶ月かかったけど(;´Д`)
デメリットを差し引いてもあまりあるメリット!
いろいろと羅列してきましたが…
ナプキンなんかに比べたら手軽さには欠けるかもしれませんが、
「慣れてしまうと、思ったほど大層でもない」がわたしが使ってみての感想ですね。
大ズボラなわたしがあまり苦に思ってないというのがなによりの証明。
中でうまいこと「ビタッ!!」といい感じにフィットした時は、
全くといいほど一滴も漏れません。
2日目の夜寝てから、朝起きてナプキンが真っ白だった時は
本当に感動しました。
カップ自体が高価で手を出しにくい
というのもあるんですけど、
それでも試してみる価値はあると思います。
デメリットを上回るメリットを是非体感してみて欲しいです(*^^*)