先日、歌手のKANさんが亡くなられましたね。
まだ61。早すぎです。
KANの代表曲と言えば「愛は勝つ」。
私も小さい頃から大好きな曲で、
なんというか「あのころ」の懐かしさを感じるから好きなのと、曲自体も大好きなので定期的に聴いていました。
今調べてみると1990年リリースの曲だそうです。
1990年といえば私は5歳、物心つき始めた頃。
そしてちょうど、昭和から平成へ世の中が移り変わる頃。
だからこの頃の曲になんだかノスタルジーを感じるんだろうな。
今回の訃報は普段ネットニュースをほとんど見ないので全く知らず、帰宅してチベスナくんに教えられて初めて知りました。
私は先に書いたように「愛は勝つ」1曲が好きなだけで他の曲は全く知らなかったのですが、
チベスナくんは前からKANは結構好きで、かつてKANも出演しているライブに行こうとしていたこともあるらしい。
(そのイベントはコロナで流れて観れずじまいで、「もうKANのライブを生で見られなくなってしまった」と残念そうでしたが)
その日は追悼とというわけじゃないけど、夕食の後KANのライブ動画をふたりでたくさん見ました。
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私はこの時初めて愛は勝つ以外のKANの曲を聞いたのですが、素敵な曲、ユーモアがある曲、優しい曲、たくさんあると今更ながら知りました。
遠くで起きてる戦争は いつ終わるのかもわからない
せめてぼくらはずっと互いを 許し合い生きよう
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世界でいちばん好きな人
それはあなただと言い切れる
この想いがいつまでもずっと変わらぬように
今このふつうの日々を大切に生きる
世界でいちばん好きな人/KAN
ぼくがひとりでできることなんてなにもない
君とふたりでできることならいくつもある
厄介なこと面倒なことぜんぶ含めて
よければ一緒に そのほうが楽しい
よければ一緒に/KAN
歌詞が普遍的で、とても優しい。
今更ながら、また新たに大好きな曲が増えました。
KANはもういないけど、KANが生みだした曲はいまも生きて、私を優しい気持ちにしてくれている。
自分の命が尽きても、作品は生き続けて人を救ったり、楽しませたりし続ける。
アーティストの仕事はなんてすごいことだと思った瞬間でした。
ちなみに、KANのお葬式で使われた遺影は、KANが夏目漱石に扮した写真で、香典返しは、めちゃくちゃポップな紙袋に入ったポップコーン(賞味期限2日)だったそうです。笑
自分のお葬式ですら参列者を楽しませようとする、本当のエンタテイナーであり本当に優しい人だったんだろうな。
今更だけど、これから遡ってKANの曲にたくさん出会っていきたいと思います。
KANさん、素敵な曲をありがとうございました。
天国でお元気に。
心配ないからね 君の勇気が
誰かにとどく明日はきっとある
どんなに困難でくじけそうでも
信じることさ 必ず最後に愛は勝つ
愛は勝つ/KAN
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)
応援よろしくお願いしますm(_ _)m