だいぶ前のことですが…
以前、よく読ませていただいているブロガーさんのブログで
「図書館で本を借りてきて、たくさん読書をしています!」という記事を読んで
めっちゃ素敵✨私も読書しよう😄✨
と影響され、読書スイッチがONになりました。
その時、たまたまついていたNHKで、西加奈子さんのインタビュー特集番組をしていて、
西さんのインタビューにどんどん引き込まれてしまって。
その時に取り上げられていたのが、西さんの最新刊
「わたしに会いたい」という作品でした。
『くもをさがす』の西加奈子が贈る、8つのラブレター。
この本を読んだあと、あなたは、きっと、 自分の体を愛おしいと思う。
「わたし」の体と生きづらさを見つめる珠玉の短編小説集。わたしを生きるための言葉。#Imissme ――わたしに会いたい。
コロナ禍以前の2019年より、 自身の乳がん発覚から治療を行った22年にかけて発表された7編 と書き下ろし1編を含む、全8編を収録。
・「わたしに会いたい」――ある日、ドッペルゲンガーの「 わたし」がわたしに会いに来る。
・「あなたの中から」――女であることにこだわる「あなた」に、 私が語りかける。
・「VIO」――年齢を重ねることを恐れる24歳の私は、 陰毛脱毛を決意する。
・「あらわ」――グラビアアイドルの露(あらわ)は、 乳がんのためGカップの乳房を全摘出する。
・「掌」―― 深夜のビル清掃のアルバイトをするアズサが手に入れた不思議な能 力とは。
・「Crazy In Love」―― 乳がんの摘出手術を受けることになった一戸ふみえと看護師との束 の間のやり取り。
・「ママと戦う」―― フェミニズムに目覚めたママと一人娘のモモは、戦うことを誓う。
・「チェンジ」(書き下ろし)――デリヘルで働く私は、客から「 チェンジ。」を告げられる。
(Amazonブックスより引用)
わたしを生きるための言葉。
わたしに会いたい。
まずタイトルにも惹かれたし、
#I miss me という言葉にも惹かれた。
女性と女性のからだ、女であるからこその生きづらさに焦点を当てた作品ということで
読まない理由がなかった。
次の日に早速書店に行き、買ってきました📖
・・・・・・・・
たまたまその日、昔一人暮らしをしていた町に用事があって
買った本を携え、久しぶりに一人暮らしのころよく夜遅くまで過ごしていたカフェへ。
そこで、コーヒーをいただきながら買ったばかりの本をゆっくり読む…
なんという幸せ…🥰
………なのですが。。
本を読み始めて数分、
話に感情移入しすぎて
涙が止まらない😂
自分でも驚くほど鼻の奥がツーーーンと…💦
涙が盛り上がって湧き出てくる。。
1つ目の表題作「わたしに会いたい」で涙し、
2つ目の「あなたの中から」で(悲惨な)主人公の境遇が淡々と語られるのに涙が止まらず…
上で引用したように、この本は
「女性とそのからだ、女の生きづらさ」がテーマになった、8編の短編小説です。
わたしも散々生きづらい人生をやっているし、
(過去形にしてしまいたいけどまだ…)
ブスを呪ったり、女であるからこそしんどかったこともあった。
2つ目のお話は特に、そんな自分の身につまされて
自分の心にズバズバと刃で切られるような痛みと共感が…
カフェで人目をはばからず本を読んで号泣している人になってしまい…
続きがすごく気になったけど、そこで読むのをやめました…😂
これに限ったことでなく、
最近よく感じるのが「妙に涙もろくなったな」ということ。
年齢を重ねて、ある程度経験を積みあげたから
自分の中の感情の琴線に触れてしまう確率が上がったのかな。
ドキュメンタリーでも、映画でも
すぐに涙が出てしまってズルズルになります😅
昔から人前で泣くのは恥ずかしいというのが
自分の中に根強くあって、
(小さい頃母親に「泣くな!恥ずかしい!」としつこく躾られた影響だと思うけど)
昔は親でもパートナーでも、そばに誰かがいたら映画やドラマ見て出そうな涙も我慢して
ひとりの時以外は泣かないようにしていたのですが
今は意識的に「感情の我慢をしないようにしよう」としているので
涙が出るなら自然と泣くようにしてます😅
昔泣けなかった分を、今一生懸命取り戻している感じ。
とはいえ、やはりカフェでズビズビ号泣は周りの人をびっくりさせるのは…なので
カフェ読書は内容を選ばないといけないかも知れません🤣
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というわけで、その時に「わたしに会いたい」の読書はストップしてしまったまま…。。
仕事の繁忙期がもう少しで一旦落ち着くので、
そろそろ続きを読み始めようかなと思っています◎
カフェ以外で💦
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)
応援よろしくお願いしますm(_ _)m