仕事から帰ってポストを覗くと、宅配ボックスに荷物が届いていた。
最近はネットで何も買ってないから、一体なんやろ?と思って差出人を見ると、高校時代の友達からだった。
この友達に友人一同で結婚祝いを贈ったので、
そのお返しを贈ってくれたみたい。
早速箱を開けてみると、中には内祝として、
友達と旦那さんが連名になった熨斗紙のついた箱が。
友達は女性ですが、下の名前がよくある女の子の名前なのに、漢字が男性っぽい字なので、よく男性と間違えられてきました。
(由規、と書いてユキちゃん、みたいな感じです)
で、結婚して変わった名字がまた立派、旦那さんの名前もまた立派で、
熨斗紙の連名がすごいカッコいい感じになっとる!
(イメージ的には戦国武将の名前が二人並んでる感じ)
しかも、友達は達筆で男性的な筆跡なので、それがまたカッコ良さに拍車をかけている…!!
なんか、その立派な熨斗紙を見て、あまりの立派さにちょっと面白くなってテンションが上がってしまい、
少し前まで感じてた疲れがどこかに飛んでいきました。笑
箱には一緒にメッセージカードが添えてあって、
これまたかっこいい、見慣れた友達の筆跡で、丁寧にメッセージがしたためられていました。
カードの短いメッセージやけど、それでまたすごく嬉しくなった。
なんか、やっぱりこういう友達の結婚とか、出産とか、羨ましいとか妬ましいとかが全くないといえばそれは嘘やけど、
そんなマイナスな気持ちを吹き飛ばすくらい、その何倍も嬉しい。
すぐに友達にお礼のLINEしたら、またいつでも遊びに来てねって言ってくれました。
こういうやりとりに心がほっこりして救われる。
友達は、パートナーのようにずっと一緒にいることはできないけれど、
やっぱりありがたくて大切な存在だ。
最近、自分の気持ちがすっごいすさんでた。
年齢とか、見た目のマズさとか、いろんなコンプレックスとか、自己肯定感の低さとか…
婚活してたら、そういう負の感情にめっちゃ流されやすくて、
自分の中の大切な何かをゴリゴリとすり減らして、無理やり進んでる気がして。
アプリの人たちとやりとりするときも、信頼関係がまだ築けてないのもあって、気持ちがギスギス、イライラしてた。
でも、人との関わりって、本来友達とやり取りするような、こういうほっこり、安心できるやりとりなはずだ。
なんの駆け引きもせず、小手先のおべっかなんかも使わず。
相手を必要以上に疑わず。
ただお互いが嬉しかったり楽しくなるようなやりとりを通して、
わたしが何気ない言葉に元気もらったように、
わたしもだれかに何かをそっと渡せるような人でありたい。
友達から届いたギフトの中身、
「見えないもの」が一番嬉しかった。
そういうとても大切なことも、マイナス思考に押し流されて、すぐに忘れてしまう。
こうやって書いておかないと。
よかったらまた遊びに来てくださいね↓