高校時代の友達に、旦那さんが転勤族でいろんな所を転々としてるサトウって子がいます。
以前、この記事の中でDちゃんとしてた子ですね。
サトウは両親と年の離れた妹の4人家族で、
ひょうきんなお父さんと面白いお母さん、
やんちゃで可愛い妹といつも家族仲良し。
高校時代からの付き合いなので、
わたしたち友達連中もサトウの家にお泊まり行ったりして、家族と仲良かった。
面白すぎるサトウ父の写真を、
友達みんなで焼き増ししてもらって持ってるくらい。笑
サトウ家の面白エピソードで友達同士で爆笑するような、わたしやほかの友達にとっても大好きな一家です。
そんなサトウから結婚すると報告を受けたのは、わたし達が28の頃。
サトウの彼氏、現旦那さんはその頃既に転勤族で、付き合いはじめはまだ地元から通える場所に務めていましたが
結婚する頃にはすでに転勤で地元からは遠く離れた場所へおり、遠距離恋愛になっていました。
そんなサトウに、何年か前に改めて聞いてみたことがあった。
「サトウはさ、実家の家族とめっちゃ仲良かったやん。
そんな家族と離れて、旦那くんと遠い土地でふたりきりで暮らすって寂しくなかったん?」
「んー、そうやなぁ。。
家族とは離れちゃうけど、旦那くんがそばにいるからどこいっても大丈夫や、って思ってたかな。」
そうサトウから聞いた時、
わたしは正直、その感覚がよくわからなかったのです。
その時元カレとまだ付き合ってた頃か、別れてたかハッキリ覚えてませんが
(精神的に)親元を離れてだれかと結婚して暮らす…ということを全くイメージできずにいました。
むしろ、親元を離れることが恐ろしかった。
おそらく、まだまだ2人の「子ども」でいたかったんでしょうね。
親への依存心と甘え心ベッタリで、子供おばさんまっしぐらでした。
(そのくせ本心は親にはひとつも話してないという…
思い返せば、完全に不健全な状態でしたが。)
なんで今頃、サトウのそんな言葉を思い出したのか。
それは、チベスナくんに先日会いにいった時のことがきっかけでした。
バレンタインの日、プレゼントを渡したいから、仕事終わりに彼の家を訪ねたんです。
「渡したいものあるから、家行っていい?」って聞いたら、
「うちはいつでもウェルカムやで~」って言ってくれたので、バイク飛ばして訪問しました。
ピンポン押したら、
「おかえり~お疲れ様」
と彼が扉を開けて出迎えてくれた。
そんな彼を見た時に、
あ、もし彼と結婚したらこんな感じなんだろなと思ったのです。
そしてその時に、
傍にわたしの家族がいなくても
全然平気。
この人がわたしのそばに居てくれるからな。
なんとなくそう思ったんです。
「この人がそばにいるから、どこ行っても大丈夫。」
サトウが言ってたあの言葉の意味が今になって何となく、
スっと自分の中で腑に落ちた気がしました。
チベスナくんはなんの飾り気もないし、
(むしろちょっとダサい系男子だ。笑)
王子様のようにめちゃエスコートしてくれるようなキラキラデートを用意してくれるわけでもなく、
デート代もおごってくれるとかでもない。
(これはわたしが断ったからてのもあるけど)
でも、この人がいたら多分なんかあってもなんとかなるだろうし、
お金とか素敵なエスコートとかなくても、
それよりもきっと楽しいことがたくさんある。
そう根拠なく思えるのは、この人がわたしを大切にしてくれていると実感出来ているから。
「結婚と恋愛は違うよ」、とは色んなところで言われてきたことですけど
本質的によく分かっていなかった。
でも、結婚の決め手って、サトウの言った
「この人がそばにいるから、どこへ行っても大丈夫」って
そう思えることかもしれない。
わたしがチベスナくんにやさしい気持ちを貰えているように、
願わくば、
わたしからもチベスナくんに、なにかそういう安らぎやほっこりする気持ちが渡せていたらいいのになと思う。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)