こんにちは。エリナです。
最近このブログ、ぜんぜんゆる〜くないですね。笑
婚活カテゴリに入れてるけど全然婚活してないし。
もう少ししたら、カテゴリとかタイトル変えようかなぁ。
でも、日々思ったことをここで吐き出してることで、
わたしはだいぶ思考と気持ちの整理ができています。
そして、誰かがそのわたしのつぶやきを声を通りすがりでも聞いてくれてる、と思うと、
それがまた嬉しいです。救われます。
また、どうぞよろしくお願いします。
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昔、すごく驚いたことがある。
もう、5年以上前になると思うけど。
同じ職場の先輩。
彼女が男の子を一人産んで、産休から戻ってきた。
たまたま話す機会があった時に、お子さんの写真を見せてもらった。
すっごく可愛い男の子。
わたしは素直に、
「めっちゃ可愛いですねぇ〜(*^^*)」と褒めた。
そしたら、先輩なんて言ったか。
「そうやろ〜!?もうほんまにめっちゃ可愛いねん!(*´∀`)」
わたしはそれにすっごいびっくりした。
「可愛いですね」
のあとに続くのは、
「いやいや、そんなことないよ」
とか、
「でも、こういうところが〜〜やからなぁ」
とか、
謙遜とか否定やと思ったから。
素直に、私の褒め言葉をそのまま受け取って、
「そうやろ、かわいいやろ?(*´∀`)」
って自分の子どもをほめた先輩のことを、
わたしは心底素敵だと思った。
失礼を承知で書くが。(先輩ごめんなさい)
「そうやろ、かわいいやろ(*´∀`)」の言葉を、
全身キラキラ、見るからに成功者でおしゃれで美人な女性が言ってたら、
「そらそうでしょうね、あなた成功者やし自分の子どもも当然可愛く思えるでしょうね、成功でしょうね」
って、すぐ納得というか腑に落ちたと思う。
でも、先輩はそういうタイプじゃない。
後輩のわたしにも腰が低く、謙虚で、
見た目はお世辞にも女子力が高いタイプではない。(ごめんなさい)
うーん、書きながら性格悪いなと思った。。
そんな先輩が、堂々と自分の子どもを人に自慢してる。
それが眩しかった。
そう思える、迷いなく自慢できることが羨ましかったし、ほんとに素敵だと思った。
ハッキリは覚えてないけど、
わたしは小さい頃に多分そうやって他の人に褒められたとき、母に
「いやいや、そんなことない。この子はほんまにどんくさいから…」
とか、横で言われてるのを聞いてきたと思う。
どんくさいは昔からずーーーっと父と母に言われてきて、
わたしもずっと(今でも)そう思っていて、
どこかそのとおり「どんくさいやつ」でまだ居ようとしてる気がする。
話がそれた。
とりあえず、わたしは母にその時
「そうやろ、かわいいやろ?(*´∀`)」
って言って欲しかったんだと思う。
「いや〜どんくさいから…」って、
他人に褒めてもらってんのに、実母に謎にけなされ、何やねんって拗ねたんやろうな。
多分、会話の返し的には正解なんやと思う。謙遜しとくのが。
私も何年か前までは、褒められたら「いやいや、そんなことはないです〜!」って返してたし。
最近は素直に「ほんま?ありがとう!」って言えるようになったけど、
昔はほんまに褒められるの苦手やった。
日本の謙遜の文化って一体何なんやろ。
海外ドラマとか映画では、自分のパートナーや子どもを褒められたら、
「可愛いベイビーね」
「当たり前よ!誰の子供だと思ってるの?フフン」
ばりに、笑
めっちゃびっくりするくらい輪をかけて肯定するシーンが多い。
あれ、なんで日本でもできひんのやろ。
農耕民族やったから、チームワークが何より大事、ひとり調子乗ったら死ぬとかって、
そうDNAにまで刻まれてるんやろか?
「謙遜しとかな生意気やと思われる」
「仲間はずれなったら生きていかれへん」
みたいな意識、なんなんやろ。
誰もが通る道なんやけどさ。
それで命を落とす子や人がいるのに。
先輩は今、3児の母です。
仕事しながら育児のために時短をとりつつ、活躍してます。
子育てと仕事を両立させて、ほんとに素敵だと思う。
わたしがもし、ご縁があって将来子どもをもてたなら、
堂々と先輩みたいに褒めたい。
「そうやろ、可愛いやろ〜(*´∀`)」って。