アラフォー歯科矯正の記録、第2回です。
今回は、矯正に興味がある方に分かるようにインビザラインのことについてまとめました。
無料相談の様子など、たっぷりまとめましたので、
良かったら情報のひとつとして参考になればと思います。
(第1回はこちら↓からどうぞ。)
roma34ne7.hatenablog.com
35歳になり、ついにやる気になった歯列矯正。
いざ矯正を始めてみよう!と思い立ったはいいが、
大切なのは歯科医院選びです。
歯科矯正の方法も様々ですが、ざっと調べたところ
・表にワイヤーをかける方法
・裏にワイヤーをかける方法
・マウスピースをつける方法
と色々あるようです。
最近はマウスピース矯正(インビザラインなど)とか、
ワイヤーほど目立たずにできる矯正もあるようですが、
わたしの歯並びの悪さだと、マウスピースは適応じゃないだろうし、
絶対ワイヤーをかけないといけないだろうなと思います。。
歯も抜かないといけないだろうな。。
健康な歯はなるべく抜きたくないな…。
そんなことを思いながら、
職場の人に「ここ、なんかよさげですよ!」とおすすめされた矯正歯科に行って、
無料相談を受けてきました。
いざ!初めての無料相談へ。
予約した歯科へいざ出陣!
簡単な問診票を書いた後、処置室に通されました。
そこはオープンスペースに歯医者さんの椅子が5台ほど並んでいる部屋。
ここでまず、実際の歯並びを確認して写真を撮るそうです。
矯正歯科にきてまず、ピカチュウの映画を見る。笑
歯科助手の方に案内され、椅子にかけて待っていると、
「お待ちの間にどれかご覧になられますか~?」と、
映画6本くらいの中からひとつ選ぶよう促されました。
え?どういうシステム?と思って天井を見たら、なんとディスプレイが!
矯正は基本小さい子どもたちが多いでしょうし、
処置中に映画を流して、それを見ている間に処置するんでしょうね。
すごいなあ~と、全然関係ないところで感心してしまいました。
選ぼうにもディズニーのアニメ映画とかが多い中、
私が選んだのは「名探偵ピカチュウ」。
ピカチュウかわいいー♡
映画が始まり、ちょっとわくわくするアラフォー。笑
どうぞ~とヘッドホンを渡され、
先生が来るのを待っている間映画鑑賞をすることになりました!
・・・と思ったら、1,2分ですぐ先生やってくる。
画面では、実験体のミュウツーが制御不能になって、
研究施設を破壊して脱走する派手な爆破シーン!
爆発する研究所!
燃え盛る炎!
ヘッドホンしてるわたしになにか話しかけてくる歯医者の先生!
ヘッドホンから襲い掛かる爆発音!!
全然ききとれないわたし!!
「すみません、ちょっとヘッドホン取っていいですか?」と、謎の申し出をする
ちょっとシュールな感じになりました。笑
ちょっとわくわくした名探偵ピカチュウの鑑賞は2分で終わり、
「名探偵ピカチュウ」なのにピカチュウを見ずに終わりました。。
①歯並びの確認と写真、レントゲン写真撮影
診察が始まり、まずは先生に「どういったふうになりたいですか?」という質問をされる。
「かみ合わせをよくして、下のガタガタのところを直したいです。」と希望を伝える。
そのあとはデジカメで、歯並びの写真を撮ってもらいました。
そのあとはすぐ、レントゲン室に入りいろんな角度からレントゲンを撮ってもらいました。
初めて見る、最新鋭ぽい機械でワクワクしました!
②カウンセリング(アドバイザーさんより)
次は個室で矯正方法と料金、治療の流れなどの説明がありました。
こちらは助手の方から受けました。
結論から言いますと……わたしのこんな極悪な歯並びでも、インビザライン適応だそうです!!
これはめっちゃびっくりした。
思わず、「え?できるんですか?」「ワイヤーを覚悟してきたんですが、いいんですか?(←?)」と聞き返してしまいました。
助手さんは「できますよ。」とのこと。
「わたしもエリナさんより少し年上ですけど、2年ほど前からインビザラインで矯正をしています。
もし、マスクを外してもよろしければお見せしましょうか?」
と言ってくださったので、「お願いします」!と言って見せてもらいました。
見た感じ、ほんとに違和感がない。透明なので、わかりません。
(インビザライン公式HPよりマウスピース矯正の特徴 | インビザライン・ジャパン株式会社)
わたしは適応外だと思ってほとんどチェックしていなかったのですが、インビザラインのメリットはなかなか魅力的でした。
あとで解説しますね。
③カウンセリング(先生より)
システム面でのカウンセリングの次は、
先生から治療の技術的なことについてのカウンセリングです。
今後の矯正の参考にしたいので、わたしの歯並び写真を載せておきます。
症例として…こんなひどい歯並びでも、ここまで治るのか!という情報として。(期待も込めて♡)
例のごとく、あまり気持ちいい写真ではないので見たくない方はスクロールして飛ばしてくださいね。
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左上のスマイルのところは、顔の印象をみるために「いーーっ」てしたわたしの顔があります。
満面の笑み。
てか、スマイルの歯並び恐ろしくいいなあ。うらやましい。笑
こういう器具をつけて写真撮るのは初めてなんですが、
物凄いですね(;´Д`)
前歯辺りにめっちゃボールペンで書き込みされてるのがまた…苦笑
まずは、矯正を始めるとするなら、
それまでにしておかないといけない事が2つあるとのお話でした。
矯正を始める前に:①前歯のブリッジ(義歯)を取って付け替える
わたしは、実は前歯が1本ありません。
高校生の時に顔を打ってしまい、抜けてしまったので、
その両側を削って3本分のブリッジ(義歯)をつけています。
ブリッジをつけた時は矯正なんで全く考えてなかったので、
この歯並びでもマシに、でも馴染むように「そこそこ悪い歯並びでのブリッジ」を付けてもらっています。
(それでも、元は出っ歯で歯自体もガタガタの前歯だったので、抜けてラッキー♪︎と思った。笑)
矯正をするにあたって、このブリッジが邪魔になるので、取らなければいけません。
かなり高かったのにな~( ;∀;)まー仕方ない!
矯正を始める前に:②親知らずを抜く
親知らずも、上下1本ずつ抜いたのですがあと1本ずつ残っています。
いつ生えるか分からないし、
下の親知らずに至っては横向きに生えてて、隣の歯をダメにするので矯正関係なく取らなければいけません。
もしうちで始められるのなら、腕のいい先生を紹介しますよ、と言ってもらいました。
具体的な事を教えてもらい、納得出来ました。
検討材料としては十分です。
先生の説明が終わったら、パンフレットとおまけの歯ブラシをもらい、この日は終了しました。
パンフレットを入れてある袋を留めているシールがめっちゃ可愛かった(*^^*)
インビザライン適応!?~メリット
基本的にインビザラインでの治療なので、
今回はインビザラインのメリット・デメリットについて聞いてきたことをまとめてみました。
①とにかく目立たない。
このインビザラインはマウスピース(アライナー)を使いますが、透明なので本当に目立ちません。
何でひっかけているのかなと思ったら、「アタッチメント」という突起を、歯の表面に直接つけ、それにカチッと留められるようにするそうです。
このアタッチメントも、小さくて白いのでよっぽど凝視しないと見えません。
②治療計画が立てやすいので、大体の治療進度が読める。
インビザラインは、まずAIで歯並びをどのように、どれだけかけて動かしていくかを、
最終結果まで先に予測して出してしまうそうです。(これには驚いた。)
そして、最終的な仕上がりまで、1週間や2週間ごとに少しずつ正しい形へ近づくように少しずつ変化したマウスピースをはめなおしていき、
じりじりと歯並びをととのえていきます。
(それを聞いて、歯並びのアハ体験みたいやなと思った。笑)
時間はかかりますが、
「1週間目はこの歯の形にする」「2週間目はもう少し動かしてこの形にする」というのがもう決まっているので、
何年かかろうがもう治療の進度が初めから決まっているんです。
なので、いきなりめっちゃ動いてすごく痛むとか、そういったことがないそうです。
ワイヤーだと痛すぎて食べものが噛めないということも多いそうですが、そこまで痛まないとのこと。
(もちろん痛みはあるそうですが)
③食事やはみがきの時に外せる。
このマウスピースは取り外し可能で、ごはん食べるときは外していいそうです。
だから、嚙むときも違和感なく食べられるし、歯を磨くのは普通に磨けるとのこと。
ワイヤーだと器具部分の清掃が細かくて念入りにする必要ありますが、
マウスピースだとそれがありません。
④ワイヤーなどの器具で口に傷がつかない。
ワイヤーやブラケットは、口の中の粘膜に器具が当たってが痛いそうですね。
当たったところから結構口内炎になったりするとか…
マウスピースはつるっとしていて傷がつきません。
矯正は痛い。そういう覚悟をしていたので、それはいいことだなあと思いました。
インビザライン適応!?~デメリット
①時間がかかる。
これはワイヤーでもそうなのかもしれませんが…
インビザラインは最長4年半データが保管され、
それ以降はデータが消えるのでもう一度計画練り直しになる、と言われました。
これに関しては裏を返せば、長くかかったとしても正しく装着していればほぼ4年半で終わるということなので、デメリットとも言いきれないですが…
4年半+2年間は保定期間(動かした歯を定着させる期間)として保定器具を付けますとのこと。
最長6年半…
けっこうずっしりとくる年月でしたが、
そこまではさすがにかからないと思うし、
このマウスピースなら管理もしやすいし、
長期間のお付き合いも大丈夫かなと想像します。
②とにかく、決められた時間きっちり装用することが必須!!
インビザラインの1番のデメリットはここだ、と言われました。
1日24時間中、20時間は装用が必須だそうです。
なぜかというと、20時間の装用を想定して治療計画を組んでいるので、
外してる時間が長いと思うように歯が動かず、計画が狂うからとのこと。
4年半を超える(計画組み直しになる)ケースは、
だいたいこの「きっちりマウスピースをはめていなかった」ケースが多いそうです。
だから、小さい子どもにはインビザラインは向かないんだそう。
(親が知らないうちに学校などで不快だからと外してたり、無くしたりするから)
しっかり管理できる年齢の子は、子供でも使えるそうですよ。
③マウスピースを着けた状態での飲食ができない
メリットに「マウスピースを外して食事ができる」と書きましたが、
「マウスピースをつけたまま食事ができない」でもあります。
単純に、食べかすが入るからです。
聞いたところ、飲み物でもつけたまま口にしていいのは水とお茶だけとのことでした。
甘いものだと、糖分を含んだ液体がマウスピースの隙間に入り込んで歯が砂糖漬け状態になるからだそうです。そりゃそうだ。
付け外しが面倒で、間食が減って痩せた人もいるとか。笑
この点はわたしはけっこうデメリットだなあと感じました。
仕事場でお菓子をあげたり貰ったりしながらみんなで食べてコミュニケーション取るの、
結構好きなので。
④埋没歯には使えない。
歯茎に埋まっている歯を引っ張り出してきたい場合は、インビザラインは適応でないそうです。
マウスピースを使う構造上、
キレイに並べ直すことは出来ても、埋まっているものを引っ張りあげることは出来ないからとの事。たしかに。
埋没歯がある場合は、当院でもワイヤー矯正です。ということでした。
以上が、聞いてわかったインビザラインの特徴です。
まだ相談は初めてでしたが、ワイヤーのつもりで話を聞きに行ってインビザライン適応と言われたのもあり、結構心が決まりつつあります。
まだ2件目予約入れてるので、そっちも聞きに行こうと思いますが。
そちらもまた、話を聞いてもらったら記事に上げようと思います。