【今回の恋愛の中身解剖②】
小熊さんをただのクソ男にして、
アイツは最悪やった!!
で終わらすのは簡単なんですが。
でも、思い返すとわたしだって負けないくらいクソ女だ。
思いたかないけど、認めざるを得ない。
今回は、そんな分析です。
わたしの自分語りの長文なので、苦手な方は、ここでお戻りください。
読んでみよかな、という方は続きをどうぞ。
今ならなんで、小熊さんに惹かれたかわかります。
小熊さんがわたしをとりあえずの「遊び相手」とみなしたように、
わたしも同じように、
とりあえず、「身体目当て」やったんですよね。たぶん。
男性ほど直接的であけすけじゃないけど、
たぶん抱きしめてほしかった。
好きって言ってほしかった。
「誰かに」。
付き合おうと思ったときは無意識で、そんなことは全く思ってなかったですよ。
でも、あとからよくよく考えればそうだったのかなと。
小熊さんと同時にやり取りしていた、アプリの他の人たちとは、日常会話で盛り上がって会話も楽しかった。
今日何したとか、わたしの毎日に興味持ってくれて。
でも、わたしが最終的に選んだのは、
ただたくさん好き好き言ってくれた小熊さん。
初めはなんじゃコイツって思ってたんですけどね。
過去記事読み返しても、わたしすごい警戒しててちょっと笑える。
なのに、なぜかいつのまにかコロッといってたな。
深層心理では、好き好き言ってくれる人を逃したくなかったんやろな。
すっごいインスタント。
お粗末やな。
もちろん、好きって言ってくれたら誰でも良かったわけじゃないし、小熊さんをイイな、この人って思ったからやけど。
そんな、お互い「身体目当て」の二人は写し鏡みたいなもんで、
ただ利害関係が一致した同レベルの人間だったということだ。
よく、目の前の人は自分を映し出した人、
同レベルのもの同士でしか引き合わないっていうし、そのとおりだ。
小熊さんはわたしをどういうふうに見てたかはわからないけど、
わたしは小熊さんを見ているようで、
やっぱり自分しか見てなかった。
小熊さんにも、わたし自身にも、こんな失礼なことがあるか。
と、今になって思う。
同時に、ごめんね、小熊さんとも思う。
わたしも大概やったよ。
あと。
あくまで推測の域を出ませんが、
小熊さんについては、今でも不思議に思うことがあって…
小熊さんとやりとりを始めたころ、付き合った人の人数の話になったとき、
小熊さんはなかなか多い人数を答えた。
その後会った時に言ってたのが、
「長くても一年くらいしか続いたことない。数ヶ月とか、半年で終わっちゃう。」
ってこと。
で、それを、
「僕は恋愛は上書き保存なので」と言ってたんですよね。彼。
(そんなふうに初めて会った人間に言えるのもなかなかやと思いますが)
その時はふーん、男性やのに珍しいな、とあんまり気に留めなかったんですけど、
上書き保存という割には、
付き合った人数を大体じゃなくて○人です。と言い切れること。
数ヶ月とかしか続かない、と言ったこと。
しっかり、期間とか人数とか覚えてるやん。
上書き保存なので、なんて言うのは、
自分に納得させるようなつもりで自分にも言ってたりしたのかな。
彼はなんとなくモテそうな気がするので、きっと次があることがわかってるんだろう。
で、実際付き合える。
だから、一回一回の恋愛のウエイトが大きくないんだろう。
良くも悪くも。
そして、彼は彼で同じようなことを繰り返しているんじゃないかなとも思う。
「普段人から必要とされないから、会いたいって言ってくれて嬉しい」
「どうやったら人から好かれるかわからない」
そんなことも言っていた。
他にも、詳しくは言えませんがなんかちょっといろいろ抱えてそうな要素もあって、
嘘をついていたとしても、
そう言ってた彼のこの言葉は、なぜか嘘のように思えない。
彼もわたしと同じく、
人と深く繋がるのを怖がっているのかもしれない。
そんなところも似たもの同士だったかもしれない。
そう思えば、どうしようもなく不器用で愛おしい人だな。
でも最終的には、雑で最悪やったけど。
あくまでも想像の域を出ない話やから、
こんなこと考えても意味もないんですけどね。
わたしはやっぱり「なにか」を本当にわからないと、
こんな恋愛を繰り返してしまいそうだ。
ただ怖い。
怖いけど、怖がってたら始まらない。
よかったらまた遊びに来てくださいね↓