アラフォーエリナの人生まいにち人体実験!

こじらせ村出身アラフォー女の人体実験の記録。 音楽、バイク、自然、なんてことない日常、隙あらば自分語り。

甘いイチゴだけでなく

先日の誕生日旅行中、彼と軽くひと悶着あった。苦笑

 

 

何かと言うと、、

私の嫌な「彼のクセ」が発動し、それに対してまた私が不機嫌になったことだ。

 

私はこれまで、彼のその部分がどうしても受け入れられず、ずっとずっと引っかかっていたことだった。

これはもう1年くらい前からブログに書いている通り。

 

 

初めにその行動があった時はびっくりしすぎて「え!ちょっと!やめてよ」としかいえなかった。

「こいつぁやべえ奴だ」と思ってめちゃくちゃ焦ったが、何も無い振りして平静を装っていた。

(その後めちゃくちゃ凹んでごはんも食べられなかったけどね。苦笑)

 

 

次にあった時は、おそるおそるその行動が嫌だったことを伝えた。

私の話を黙って聞く彼に、「チベくんはどう思う?」と水を向けると、

「完全にやめるのはできんと思うけど、(私がその行動を)嫌なんやな、というのは思う」というようなことを答えた。

 

心のどこかでほんのちょっと「もうしないよ」という言葉を期待しつつも、彼は多分そんなことを言わないし、人は変わらないものだと諦めていたのでそこまでガッカリしなかった。

 

「もうしない」とその時口先で適当に誤魔化すのではなく、かと言って「自分はこのままのスタンスを変えないからな」という強引さもなく、彼は彼なりに正直な言葉を口にしているんだろうなと腑に落ちた。

 

 

今回は、私がどうしてその行動が嫌なのか、理由を怒りながら伝えた。これまでは私が嫌だと思う理由を彼に言わず、ただ「私は嫌だ」ということしか伝えていなかったからだ。

彼は反論もせず黙って私の言葉を聞いて、何も答えなかった。

 

ここで私は、我慢するでもなく自分を無理に説得するでもなく

「今の彼にできるのはここまでなんだろうな」と何となくスッと納得した。

 

 

「もうしないよ」と約束はしないし、

私の訴えに対して言葉で何かを言い返したり弁明したりすることもない。

 

 

ここだけを拾うと、なんというか

「私のことを大切に思っていないのか!」

「私が大切ならもうしないでおこうって努力しようとは思わないのか!」

という感じなんだけど

 

(というかずっと、「こんな感じの人で一生私は一緒にいられるのか、一生を共にするパートナーには相応しくないのでは」と思っていたことが私のここ1年の悩みだったんだけど)

 

スルーしているから返事をしないんじゃなく、どう思おうがとりあえず私の言うことを受け止めているのは分かる。

 

そして何となく、彼は彼なりにその時のベストを尽くしているんだろうなと思うようになった。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

前から自分はなぜ結婚したいんだろうと考えていた。よくこのブログにも書いてきました。

 

彼と付き合い始めた時に思っていたのは「1人でできることは頭打ちになったと思ったから」だった。

 

でもそれって、別に結婚しなくても付き合っていればできることなのだ。

じゃあ、結婚する必要は?

 

 

 

恋愛するだけならお互いの嫌なところは見なくていい。

スポンジケーキが不味くても、美味しい生クリームで飾って甘いイチゴが乗れば立派なケーキだ。

恋愛は、そんなケーキの上の甘いイチゴだけを選ってつまんで食べるようなもんかなと思う。

 

で、極端な話、甘いイチゴだけ味わいたいのなら、そのケーキの全てのイチゴを食べ終わったら美味しくないケーキはポイして、次のケーキを食べればいい。

 

でも私はそれはなんか嫌だ。

 

 

 

ずっと一緒に生きていくなら、お互いの不味い部分も嫌でも一緒に食べないといけない時が必ず来るんだろう。

 

私は彼と一緒に暮らす前は美味しい部分しか見えてなかったけど、一緒に暮らし始めてからはやっぱり不味い部分が目につくようになった。

それをどうしようどうしようと右往左往していたのがここ1年の私だ。

 

 

美味しいものは勝手に手が伸びるのは当たり前、不味いものを食べるには「自分はこれを食べるんだ!」という意志がいる。


そういう意志のもと、覚悟をさせて貰えるのが結婚なんかなぁと最近は思っている。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・

 

 

 

またこんな色々と考えているけど。苦笑

 

結婚はきっと、甘いイチゴも不味いスポンジも、どちらもただ淡々と食べ続ける「ただの日常」なんだな、きっと。

 

それをお互い美味いとか不味いとかワアワア言いながら食べられたら面白いよな。

そして「不味さの向こう側にある美味しさ」を味わいたい。

 

 

 

今こうやってこの記事を書きながら、そういえば昔から大好きだったミスチルの歌の、これまた大好きなフレーズを思い出した。

「もし結婚式を挙げるなら、この曲を流したい!」と昔から思っていた曲だ。

高校生の頃、歌詞を説明しながらいかに素敵な歌詞かを母に熱弁したら、一言「えっ、クサッ」って言われたっけ。笑

 

 


www.youtube.com

 

人生をフルコースで深く味わうための

幾つものスパイスが誰もに用意されていて

時には苦かったり渋く思うこともあるだろう

でも最後のデザートを笑って食べる君の側に

僕は居たい

 

Mr.Children/HERO

 

 

ただただロマンチックな歌詞だから好きだったけど、今改めて聴くとすごく重みを感じる。

 

 

 

私は私のまま、彼のままの彼と一緒に生きていこうと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)

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