祖父が亡くなったとの一報を受けたときのことです。
私は彼に
「チベスナくんをおじいちゃんに紹介したい。
本当は生きている時に紹介したかったけど出来んかったから…
お通夜の前にひと目会って欲しい。」とお願いしました。
せめてもまだ会うことができる時に、一度祖父に彼を会わせたいと思ったのです。
あとあと考えると、無茶なお願いをしてしまったなぁと思いますが😅
でも彼は嫌な顔せず了承してくれたので、
通夜の席の前に少し会いに来てもらう段取りをつけるつもりでいました。
すると、彼はお通夜当日に入っていた自分の予定をキャンセルして、通夜式に参列すると言ってくれて。
私の知らない間に、実家のご両親にも連絡して、お通夜に出られるように手配してくれていました。
(結局色々検討した結果、顔合わせもまだだし色々ご迷惑になってはと気遣ってくださり、ご両親は通夜式には出ずお悔やみの気持ちを彼に託けて下さいました)
彼は今回のことを、すぐに自分事として動いてくれた。
私はその彼の気持ちがとても嬉しかった。
同時に、私は彼を随分と見くびっていたなと感じました。
私が思うよりもずっと、彼は私を思ってくれているんだと。
当日の予定をキャンセルしてもらうことはすごい申し訳なさがあったのですが、
こういうことがあるのも家族になるということであり
結婚するということかな…と思えた出来事でした。
もちろんそれは、逆の立場で何かあった時には
私が彼のために動くこともあるということ。
それが当たり前になるということなのでしょう。
・・・・・・・・・・
それからしばらく経った某日。
ふたりで婚姻届を役所に提出し
無事、私たちは夫婦になることができました。
なんだか風が強い日で、髪の毛グチャグチャに荒れながら、
「人が来たら恥ずかしー!早く!!」とふたりでわちゃわちゃしながら役所の前で婚姻届持って記念写真を撮りました🤣笑
撮った写真を見てみたら…
私満面の笑み、彼苦笑い。笑
付き合い始めて2年。長かったようで、あっという間だったなぁ。
入籍に2年もかかったのは、ひとえに私の精神的な幼さとこじらせ癖のせい。
散々なメンタルでも、それでもそばにいてくれた彼には感謝しかありません。
彼と付き合うことにした時に、恋みくじのことを書いたのですが
「王子さまが来てくれたので、どうしようかと思いました。」
彼と付き合い始めた時はおみくじが当たった!とはしゃいでいましたが、
本当の意味で彼が私の王子さまだったかどうか分かるのは、私が死ぬ時なのでしょう。
ならば私は、人生かけて彼を大切にしようと思う。
彼にずっと王子様でいてもらえるように。
もうすでに王子さま、お姫さまって歳ではないけどそこはスルーで!苦笑
こじらせ村出身だしまだまだ未熟なので、絶対また悩むだろうことは分かっているけど
もう自分はそういうもんだと思っておけば幾分かマシ😅
それすら折り込み済みで、自分が出来ることをやらなきゃなと思う。
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このブログを書き始めた頃の、暗澹としていた自分に言いたい。
あの頃苦しみながらもあなたが一念発起してくれたから、
私は大好きな人と家族になれたよ。
勇気を出してくれてありがとう!と。
ここから新たなスタートです。
相変わらずな自分のまま、ぼちぼちやっていきます!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)
応援よろしくお願いしますm(_ _)m