職場に、正直苦手な人がいます。
その人は、今年ほかの支店から移動してきたパートのリーダーさん。
好き嫌いがバキッと分かれていて、声がキンキンしててめちゃくちゃ大きくてマシンガントーク。
嫌いなものは臆面なく堂々とくさす、なかなかアクのキツイ人です。
私は頭の回転が遅いのもあって、内容がくるくる変わるマシンガントークが苦手で…。
世のギャルの次から次にパンパン喋って「ウケるw」ってできるあのトークの応酬、凄いなーと思っていた人間😂
なのでこの人のマシンガントーク聞くと、朝からけっこう体力消耗します。。
この人は他支店でも有名で、「今○○さんと一緒の支店です」と言うと「あぁ~…それは大変やね」と話す人みんなに言われる。。
そんなリーダーさん。
いわゆるパートのおばちゃん達をまとめる責任者さんで、私は社員としてこのリーダーさんを指導する仕事をしています。
業務上やって欲しいことはこの人を通さないといけない…けど上司じゃないから業務命令ではないし、リーダーさんが納得できなかったらこちらの言うことは聞いてもらえない、という感じ。
リーダーさんからすれば私は口うるさい管理者であり、お互い立場上対立構造になりやすいのです。
朝からしょっちゅう業務内容やマニュアルの内容に対して他のパートさんと毎日デカい声でブーブー文句言ってるので、
「これはコミュニケーションとして文句言ってるんだろうな~」と分かっているとはいえ、だんだん腹が立ってくる。
最低でも、年度末まで毎日顔合わせないといけない…と思うとすごく憂鬱で、
一時期は朝起きて「あー、、朝からまたあのテンションに立ち向かわないといけないのか。。マジでしんどい」とどうやってモチベーションを保っていこうか…となってたのですが
ある時なんか「この人の何にも臆せずものを言うところが、私は実は羨ましいんではなかろうか」とふと思った。
別に私はこのリーダーさんのようになりたいとは思わないけど…
周りの空気も気にせず良いと思ったことは「いい」、嫌いなものは「嫌い」と(字の通り)大声で言えるこの人みたいに、自分も本当は生きたいんだろうなと。
思えば、過去仕事で苦手だった人も、堂々と文句を垂れてて。
私にはそんな表立って何事かを悪く言うなんてできないと思ってるから、それが腹立たしくも多分羨ましかったんだろうと思います。
今のところ、関係が悪くはないのできちんと話をすれば話を聞き入れてもらえますけど、リーダーさんにとって私は別に好きでも何でもない、興味ない人間という感じ。
(朝職場に入ってこっちが挨拶しても返ってこず他の人とずっと喋ってる。まぁ別にええけど)
少し前までだったら「会う人全員によく思ってもらわないと!」と思う無理ゲーなフシがあったので、それだとかなり苦痛だったでしょうが
今は全員に好かれるなんて不可能と何となく諦められるようになってきたので、まあ居心地は少し悪いですが平気、っていう感じです。
まああとは…私の仕事の実力が伴っていれば有無を言わさずきっと話を聞いてくれるでしょうけど。
私は仕事ができる人間じゃないし、そんな器はない。
最近、いろいろ自分を振り返ってますが、
ホントにできるほうの人間じゃなかったな、ポンコツだったなと気付いた。
多分周りには私の仕事できなさはバレてて、「こいつ自分はできるつもりでいるんだろうな〜」と思われてただろうな。恥ず。
ポンコツ具合に半ば諦めてきてるので、無理に頑張る気にもなりません。
そんな心境。
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今日も今日とてリーダーさんはアクが強い。
ただ面白いのが、私はリーダーさんは苦手ですけど嫌いじゃないということです。
むしろ時々この人好きだなと感じることもあります。
良くも悪くも裏表がないからかと思う。
そしてそれは自分の持ってないものを持っているからかな。
そう思うと、自分が「嫌だ」「キライ」と思うものに、何も深い意味などないんじゃないかとすら思ってきた。
なぜなら自分の判断基準がズレているし、いくらでもブレるから。
自分の中に確固たるものもないし、なら何かに怒ることも無意味なんじゃないかと感じています。
ただ、「好き」と「嬉しい」は確かだと思うけど。
なんか自分いい意味でスレてきたな〜と思う、今日このごろです。
なんだかんだで人生はおもろい。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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