3月下旬、卒業シーズンですね。
3月に入って、街でも袴姿の女の子や、制服の胸元にコサージュを付けた中高生をみかけました。
先日も外回り中にわたしの前を袴姿のお嬢さんが歩いていました。
しばらく後ろを着いて歩く形になったので、後ろ姿を見ていたのですが…
外ハネの黒髪ショートボブにシルバーのピアスをたくさんつけていて、
真っ白い生地に細かい地模様が入った着物。
袴は黒に近い濃紺に、目を引く色鮮やかな赤い花の刺繍がアシンメトリーにあしらわれています。
そして足元は、厚底で真っ白なボリュームスニーカー。
いや、ホンマにオシャレすぎ!素敵ー♡♡
ってなって、
思わず
「素敵な袴ですね、とてもオシャレで素敵です♡」と話しかけそうになりました。笑
ほんとに伝えたかった。怪しがられるだろうけど。
海外では見ず知らずの人のファッションを褒めたりするみたいなので、
そんなノリで声をかけても良かったかなぁ?笑
わたしのいとこのお姉ちゃんの子どもが小学生6年生で、先日卒業式を迎えました。
コロナ禍で保護者も参加人数が制限されていたらしく、
見に行けなかったおばあちゃん(わたしのおばさん)のために動画を撮っていて、
それがうちの母のところに送られてきていたので、一緒に観ました。
ちっちゃかったあの子がもうこんなに大きくなってるんだなぁ…!と感激( ;∀;)
そんな彼女は、動画の中で
「わたしは将来パティシエになります!そのために中学校へ行ったら勉強を頑張ります!」
と、ハキハキと堂々と宣言していて、思わず拍手しそうになりました…!
なれるで!!がんばれー!!(T∀T)/~~~と。
他にも何人かの宣言するシーンが入っていたのですが、
とても印象に残ったことがあります。
それは、みんな
「将来~になりたいです」
ではなく、
「将来~になります」
と言っていたこと。
なりたい、じゃなく、
なります。と言い切っていること。
なんて頼もしく強い意志なんだろうと感じました。
(先生の指導も入ってたりして、そこまで子ども自身考えてないのかもしれんけど)
そう言えば過去サッカーの本田選手の文集に、
「ぼくは大人になったら 世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。」
と書いていた、という記事を思い出しました。
彼の文集は、全文通して「~したいです」じゃなく、
「セリエAのチームに入って、背番号10番でかつやくする」
「ジャージやスパイクを作る」と、
かなり具体的にやることを書いている。
そして彼は実際に世界レベルの強豪セリエAのACミランで、
スター番号の10番をつけた。
才能もあったんだろうけど、
才能があるのに埋もれていってしまう人との違いは、
こういうところだったのかなと思う。
今も文集の全文はネットにたくさんまとめられています。
ぜひ読んでみてください。
12歳でこれを書いていると思うと身震いがする。
~します。と言い切ること。
そして、それに向かって毎日地道にやること。
これ、前よりは自分の人生を生きているけど、
今のわたしの人生にまだまだ足りないことかもしれない。
こうやって心が反応するってことは、
それを欲しているんだろう。
子どもたちの姿に、勇気と希望をもらいました。
世の中思い通りにならないことだらけ。
だけど、未来にやりたいことや希望がある。
そう思えるだけで、生きていけるように思う。
それがたとえどんなきれいごとだったとしても、
わたしは馬鹿でもきれいごとの中で生きていきたい。
やっぱり人生最高だ。
子どもたちはどんどん卒業していっているわけですが。
わたしも、もうすぐ卒業できそうです。
何からかというと、二輪教習から。
バイク教習レポは書くのに時間がかかるのでなかなか更新できていませんが、
ついに先日、第二段階のみきわめも合格をもらいました。
来週、いよいよ卒業検定(卒検)に挑戦します。
まだ振り返るには早いので、きちんと卒検受かって、免許を手にしたときのお楽しみにしようと思いますが…。
できれば一発で合格したい。
いまからだと、桜の季節には車両本体の準備の関係で間に合わなさそうだけど・・・
4月にはバイクに乗り始めて、通勤でしっかり自分のものにして、
5月の陽気の中、海沿いの道を自分の愛車で走ります。
子どもたちのように、本田選手のように。
具体的に、そう決めています。
だからこそ、よどみなく進んでこれたのかな。
人間、本当に欲しいものはどうあっても手に入れる。
それは、どうやら本当かもしれないです。