前回書いた、「諦める」ということ
今日の記事を書いてみて読み直していましたが、なんだかそこにまた収束する内容になりました。
やっぱり、わたしの中の今のトレンドというか課題のようです。
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上の記事を書いた日の次の日。
仕事を早く切り上げられて定時で帰れる日がありました。
ただ、気分が沈んでるのもあってすぐ帰る気分にならなくて…
久しぶりに少し足を伸ばして、一人暮らしをしていた町へバイクで行ってみました。
以前住んでいた家のそばには大きな公園があり、散歩しに行ったり、気分がしんどい時とかによく訪れてはボーッと景色を眺めていました。
ベンチに座ったところから見える野原や空は、すごく好きな風景です。
夕方のこの公園の風景は、きっと死ぬまで好きな一瞬だろうなと思います。
一人暮らしを始めてからの5年半あまり、
人生上手くいかない時はよく、ボーッとこの野原を眺めに来ていました。
雨の日も、荒れる水溜まりの水面を眺めていました。
理由もなく仕事を休んで、空をずーっと眺めた日もありました。
6年前、一人暮らし始めてすぐの頃はまだモラハラ元彼と付き合ってて悩み、
仕事の上手くいかなさに悩み、
別れてからはケイさんに片思いで悩み、
その後も上手くいかない恋愛で悩み…
その度に、ここへ来て同じ景色を見ていた。
それを思い出した時、
ああ…
わたしは今またあの頃と同じ気持ちで同じ景色を眺めていた。
ジタバタして色々やってきたけど、同じやん。
6年前のわたしとなにも変わってない。
本質はなんにも変わってないやん!!
なんかそれを思い知らされた気がして、静かに涙が出ました。
いつまで経ってもわたしはずっとうっすら不幸。
もう…なんか疲れた。
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ずっとえもしれぬ恐怖やイライラがわたしの中にくすぶり続けている感覚があります。
「うっすら不幸」をよく見てみると、そういう「恐怖」や「イライラ」が折り重なってできた薄いガーゼの布のような感じ。
ガーゼのような薄いとらえどころのない焦りやイライラがわたしを常にくるんでいて、動けるし見えるけど動きにくいし、視界が霞んでいる。
もちろん現実に薄布にくるまれてるわけは無いのですが笑、思えば10代の頃からずっと、イメージにするとそんな感覚の中生きてきました。
このブログでもしんどさについては幾度となく書き連ねてきていますが…
その度に、今わたしを苦しめているのはこれかな?とその正体について考察してきたりしました。
じゃあ、今わたしを覆っている恐怖とは何なんだろうか?
それを考えてみたら…
自分は正解しか認めていなくて、
間違った選択をしてしまったら終わりだ、恥だという恐怖なのかなぁと思い至りました。
彼の嫌なところを思い出して湧き上がる思いは、毎回
「こんな彼を選んだ自分のこの選択は、間違っているんじゃないのか」
「わたしの見る目がなかったんじゃないのか」
「自分の感覚がおかしいんじゃないのか」
「もしくは自分の感覚を信じていないんじゃないか」
「また間違いを繰り返すんじゃないのか」
なのです。
(自分を棚に上げ、彼を責めていて何様だ、というのもとりあえず置いといて書いています)
徹底的に、自分の感覚を信じてないのです。
なんなら、↑の気持ちを確認するために、定期的にわざと無意識で気分が落ちてるんじゃないかとも思っています。
この記事で書いていたことの答えに近いかもしれない。
ほんとに自分を信じられていません。
自分を信頼してないのだから、彼のいい所も見えないね。彼をいいと感じた自分の感覚すら疑っているからね。
信用ならない自分が選んだ男なんて、信用ならない。
そういうことなのでしょうか。
わたしがすべきことは、もう前々から結局分かってはいたんだけど
自分の感覚、自分の信頼を取り戻すことです。
感覚を取り戻した結果、例えば極論で言えば彼と別れることしか選択肢になくなるということが、今一番怖いと思っていることかもしれません。
じゃあ今彼ともし別れたとして、自分の気持ちが救われるかと言えばそうでは無いし、多分号泣します。
なんかもうよく分からない。
ああめんどくさい。
どれだけ自分が面倒くさい性質だろうが、自分はそういう人間だと諦めて付き合うこと。
今のままでももう仕方ないと許すこと、そんなダメな自分を信じられるように実績を積み重ねること。
ただ地道にやるしかない。
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でも、この6年の間の変われない自分のまま、
少しずつ歩き続けてはいる。
前か後ろか、右か左かわからないが
変わらなくても、ここまで来れた。
それもまた事実だ。
本当は変わりたくないのかもしれません。
変わらない自分のままで生きていきたいのだろうと思います。
この自分を受け入れて受け止めたい。
それはこの自分で生きていくと諦めること、
このややこしくて不甲斐ない自分を許すことでしょうか。
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本当は彼との幸せいっぱいな記録とか、お片付け記録とか、可愛いものの記録のブログにしたいけどやっぱり無理みたい。
めんどくさいわたしのブログはやっぱりこんな感じみたいです。苦笑
でもこんなにぐちゃぐちゃでも、希望は失いませんよ。
多分、いける。
人生最期の日は、こんな夕焼けの中で終わりたい。
(自殺願望とかじゃないですよ、念の為)
matryoshka「monotonous purgatory」
この曲、美しさと絶望感が同居していて大好きです。
というか、今初めてPVを見たんですが…曲のイメージにハマりすぎて恐ろしい。。
とことん落ちたい時に、matryoshkaの音楽は美しくクリティカルにキツイところを撃ってくる。
オススメです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
よかったらまた遊びに来てくださいね(*^^*)
応援よろしくお願いしますm(_ _)m